ストレッチャブル・ディスプレイの進化

内容
・2022 ディスプレイ総括ワークショップ
・9.1” Stretchable OLED Display
・Island-bridge 構造
・2021.9 Global Teck KOREA 2021
・SID2022 AUO
・SID 2022 ( 2022.6 ) : 13” 72 ppi 、Green mono-color 伸び率 20%
・Stretchable interconnect の方式
・Island-Bridge 方式の課題
・Stretchable Display の更なる進化
・Stretchable Display の応用の広がり

解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )
分析工房のホームページ:https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ

モバイル機器用OLED部品素材市場、年平均4.6%成長率で2027年に167.3億ドルの見通し

モバイル機器用OLED部品素材市場の展望

モバイル機器用OLED部品素材市場の展望

モバイル機器用OLEDを構成する基板とTFT、encapsulation、タッチセンサー、adhesive、カバーウィンドウなどの主要部品素材19種を展望したUBIリサーチの「4Q22 AMOLED Materials and Components Market Track」によると、2023年モバイル機器用の部品素材市場は139.1億ドル規模で形成すると見込まれ、年平均4.6%成長率で2027年には167.3億ドルになるものと予想される。

基板別ではfoldable OLEDを含むflexible OLED用部品素材市場が80%以上のシェアを持続的に維持していたが、2025年からは90%以上のシェアを獲得するものと予想される。Rigid OLED用素材市場は2023年18.9億ドルで年平均13.5%下落し、2027年には10.7億ドル規模になるものとみられる。これはrigid OLED出荷量の大半を占めているサムソンディスプレイのrigid OLED出荷量が2023年1.3億台で持続的に減少すると予想されるからだ。

Flexible OLEDとfoldable OLED用部品素材市場は2023年120.2億ドルで年平均7%成長率で2027年には156.6億ドルに達する見通しだ。これは、サムソンディスプレイの2027年foldable OLED予想の出荷量8,000万台が反映された数値だ。

国別では、韓国の部品素材の購買額が50%以上のシェアを持続的に獲得するものと予想される。韓国の主要部品素材の購買額は2023年75億ドルで年平均3.2%の成長率で2027年には87.9億ドルに達すると予想されている。中国の主要部品・素材の購買額は年平均6.2%の成長率で2027年に79.4億ドルに達する見通しだ。

▶AMOLED Materials and Components Market Track

10インチ以上の中大型OLED出荷量、2027年までに6,950万台に拡大

UBIリサーチが10インチ以上OLEDの実績と展望を総合した「4Q22 Medium & Large OLED Display Market Track」によると、2027年中大型OLEDは2022年2610万台から2027年6950万台に拡大すると予想される。

2027年までの売上高基準で中大型OLED市場を主導するのはテレビ用OLEDとみられる。グローバル景気低迷により今後の予想出荷量は直前四半期より減少したが、年平均11.2%の成長率で2027年に計1480万台が出荷され91.8億ドルの売上高を記録するものと展望される。これは2027年の中大型OLED全体売上高の62.8%だ。

Notebookやtablet PC、モニターなどIT用OLED市場は2024年から少しずつ開花するものと予想される。IT用OLED市場はnotebook用OLEDが主導するものと見られ、年平均22.9%成長率で2027年には1970万台が出荷されるものと予想される。2024年にはAppleのiPad用OLEDが本格的に発売され、tabletPC用OLED市場が拡大するものと見られる。2023年にtablet PC用OLED出荷量は200万台と予想されるが、2024年には720万台、2027年には2330万台と予想される。2023年からの年平均成長率は85.7%だ。

車両用OLEDも2022年から54.7%年平均成長率を記録し、市場が持続的に拡大するものと予想される。

中大型OLED出荷量比率展望

中大型OLED出荷量比率展望

▶Medium & Large OLED Display Market Track

LGディスプレイ、2023年に発売されるiPhone15にLTPOパネルだけを供給する見通し

iPhone15の予想ラインナップ

iPhone15の予想ラインナップ

LGディスプレイが2023年に発売されるiPhone15シリーズのうち、LTPOモデル2つのパネルだけを供給するという見通しが出た。既存に供給していた6.1インチLTPSモデルはパネルを供給しないものと見られる。LGディスプレイは2019年に発売されたiPhone11 Pro maxに初めてOLEDパネルを供給し始め、今年発売されたiPhone14 Pro maxに初めてLTPO TFTが適用されたパネルを供給した。

来年発売されるiPhone15にLGディスプレイがLTPOパネルを供給する見通しを受け、LTPOモデルはサムソンディスプレイとLGディスプレイが共同で供給するものと見られる。来年発売されるiPhone15にサムソンディスプレイは4種全体、LGディスプレイはプロモデル2種、BOEは6.1インチLTPSモデルにパネルを供給するものと予想される。BOEが6.7インチLTPSモデルにパネルを供給するかどうかはまだ未知数だ。

AppleがiPhoneにOLEDを適用し始めたのは2017年からだ。LTPO TFTを適用したのは昨年発売されたiPhone 13 proシリーズからであり、LTPO TFTが適用されたパネルはサムスンディスプレイが初めてAppleに供給した。

▶2022小型OLEDディスプレイ半期レポート

スマートフォン向けのrigid OLED、年平均12.9%下落して2027年には9,600万台になると予想

UBIリサーチが四半期別発刊する「4Q22 Small OLED Display Market Track」によると、全世界スマートフォン用rigid OLEDの出荷量が持続的に減少するものと予想される。

2022年下半期からサムスンディスプレイのスマートフォン用rigid OLEDの出荷量が大幅に減少し、第3四半期には前年同期対比半分にも満たない1900万台が出荷されたことが調査された。このような流れは第4四半期にも続いており、これに伴いサムスンディスプレイのスマートフォン用rigid OLEDの出荷量は2022年から年平均20.8%下落し、2027年には5千万台にとどまるものと見られる。全世界スマートフォン用のrigid OLED出荷量は年平均12.9%下落し、2027年に9600万台になると予想される。

反面、スマートフォン用flexible OLEDの出荷量は2022年から年平均7.4%成長率で持続的に増加するものと展望される。UBIリサーチはサムスンディスプレイが年平均2.2%成長率で2027年に2.2億台のflexible OLEDを、BOEが年平均13%成長率で2027年に1.4億台のflexible OLEDを出荷するものと予想した。

全世界のfoldable OLED出荷量も持続的に拡大するものと予想される。2022年、全世界のfoldable OLEDの出荷量は1900万台と予想され、2027年には9000万台になるものと予想される。今後、全世界のfoldable OLED市場を主導するのはサムスンディスプレイであり、2027年には全世界のfoldable OLED出荷量のうち89.1%のシェアを占めるものと見られる。

10インチ以下の小型OLED市場の中でfoldable OLEDの占有率は2022年に2.7%と低い水準だが、2027年には9.6%まで拡大し、rigidOLEDと似た水準の占有率を記録するものと展望される。 

スマートフォン用rigid OLED出荷量展望

スマートフォン用rigid OLED出荷量展望

▶4Q22 Small OLED Display Market Track

BLACK FRIDAY終了、一部プレミアムTV価格回復開始

プレミアムテレビの価格

プレミアムテレビの価格

12月1日に確認した情報によると、10月~11月の間にBLACK FRIDAYとカタールワールドカップの影響で価格が下落したサムスン電子とSonyのプレミアムテレビ製品の価格が大部分回復した。2022年プレミアムテレビ市場で全体的に価格が復旧したのは今回が初めてだ。LG電子のOLEDテレビは全体的に価格を維持し、一部の製品は価格を回復した。

サムスン電子のNeo QLED製品は、それぞれ最低100ドルから最大500ドルの価格を回復し、10月以前の価格帯を取り戻した。ただ、65インチと75インチNeo QLED Q85B普及型モデルとQ95Bハイエンドモデルの価格は、従来の下落した価格を維持した。価格維持の理由は、Neo QLEDテレビの中でも人気のある製品群の販売量を維持するためのサムスン電子のマーケティングポイントと分析される。サムスンのQD-OLEDテレビであるS95Bは55インチが250ドル、65インチが200ドルの価格を回復した。

Sonyの製品は8Kハイエンド製品を除いてすべての製品の価格が上昇した。 Mini LED TVモデルであるX95Kの価格帯は平均233ドル引き上げられ、WOLED TVであるA80KとA90Kは少なくとも100ドルから最大300ドルまで価格を回復した。サムスンディスプレイからパネルを供給されるQD-OLEDテレビであるA95Kは55インチ価格が300ドル、65インチ価格が200ドル上昇した。

サムスン電子とSonyとは異なり、LG電子のOLEDテレビ製品は大部分10~11月の間に下落した価格帯を維持した。全体的なOLEDテレビ製品の価格は11月と同じだったが、普及型OLEDテレビモデルA2シリーズ65インチ価格が100ドル、中級型OLEDテレビモデルC2シリーズ42インチが100ドル、77インチが200ドル、83インチが500ドル、高級型モデルG2シリーズ77インチが200ドル引き上げられた。

55インチと65インチ市場でLG電子の製品はほとんど下落した価格を維持した反面、サムスン電子はほとんど価格を回復させた。 下落した価格を維持し、競争力を備えたLG電子のOLEDテレビにサムスン電子がどのように対応するのか、帰趨が注目される。

▶2022中大型OLEDディスプレイ半期レポート

2027年OLED発光材料市場、年平均8.6%成長率で27.5億ドルの展望

UBIリサーチが最新発刊した「4Q22 OLED Emitting Material Market Track」によると、2022年第3四半期の全世界パネル業者のOLED発光材料購買額は4.96億ドルと集計された。これは前四半期対比20.9%、前年同期対比10.9%上昇した数値だ。

2022年第3四半期にはサムスンディスプレイのrigid OLED出荷量が2,000万台以下に減少し、rigid OLED用発光材料市場は縮小されたが、iPhone14シリーズ用にパネル業者等の新規パネル供給が増加し、重水素置換技術が適用された材料の使用拡大、為替レート上昇などが購買額増加に影響を及ぼしたと分析された。

一方、UBIリサーチは2022年の全体発光材料市場が18.2億ドルから年平均8.6%成長率で2027年には27.5億ドルに達すると展望した。

OLED発光材料市場展望

OLED発光材料市場展望

UBIリサーチのDae Jeong YOONアナリストは「小型OLED用材料市場でサムスンディスプレイはrigid OLED出荷量が持続的に減少するだろうが、foldable OLED出荷量が2027年までに8000万台に拡大し、2027年発光材料購買額は6.8億ドルと予想される。また、BOEとLGディスプレーの発光材料購買額は2027年にそれぞれ3.8億ドルと2.3億ドルと展望される」と明らかにした。

続いてYOONアナリストは「2027年大型OLED用材料市場でLGディスプレイのWOLEDとサムスンディスプレイのQD-OLEDの出荷量が各々1200万台中盤と200万台序盤と予想されることにより、発光材料購買額も各々4.2億ドルと1.3億ドルと展望される」と言及した。

レポートでは2027年OLED蒸着方式別にRGB OLEDが69.1%で最も多い占有率を占めると展望し、WOLEDが15.2%、RGB 2stack OLEDが11.1%、QD-OLEDが4.6%を占めると予想した。

▶OLED Emitting Material Market Track

中・大型 OLED ディスプレイの今後の見通し

内容
・中・大型OLED出荷数推移
・OLED Notebook PC
・LG WRGB OLED の進化
・Samsung Display の QD-OLED
・TV 用 OLED 出荷数推移
・中・大型OLED出荷数推移

解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )
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車載 ディスプレイ の現状と今後の進化

内容
・展示会の出展企業と出展ディスプレイ
・Micro LED
・CID と Cluster の統合
・SONY concept car
・HOE 透明ディスプレイ
・AR HUD

解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )
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塗布型 OLED 開発に力を入れる中国メーカー

内容
・Full color OLED の製造プロセス
・大型 OLED の製造プロセス
・塗布型 OLED の商品化
・中国での 塗布型 OLED 開発
・Juhua
・TCL CSOT の最近の開発成果
・塗布型 OLED の更なる進化
・QD LED への展開

解説 :占部哲夫( UBI Research )
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IT用OLED、年平均39%の成長率で2027年には4,880万台出荷

UBIリサーチが最新発刊した「2022中大型OLEDディスプレイ半期レポート」によると、今後tablet PCとmonitor、notebookなどのIT用OLED出荷量が2022年950万台から年平均39%の成長率で2027年には4880万台に達すると展望した。

レポートによると、2024年までにIT用OLED市場はnotebook用が主導するものと見られ、2024年から本格的にtablet PC用OLEDが大量生産に突入し、2025年からはtabletPC用とnotebook用OLEDが市場をリードするものと予想される。

IT用OLEDの出荷量展望, Source: 2022中大型OLEDディスプレイ半期レポート

IT用OLEDの出荷量展望, Source: 2022中大型OLEDディスプレイ半期レポート

また、AppleがiPadシリーズの一部にOLED採用を計画し、韓国と中国パネル企業のIT用OLEDライン投資が予想される。 サムスンディスプレイとLGディスプレイ、BOEは新規で8.7世代ライン投資を計画しており、最近はVisionoxが第6世代ラインであるV3ラインにR&D用に縦型蒸着方式を発注したことが調査された。

8.7世代ライン投資はサムスンディスプレイとLGディスプレイが中国パネル企業より速いと予想され、BOEとVisionoxは韓国企業の投資以後に投資を進めるものと予想される。

▶2022中大型OLEDディスプレイ半期レポート

[KES 2022] LG ベンダブルOLEDモニター(OLED Flex)

#LG #OLED #KES2022

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中国第6世代flexible OLEDライン再編するか

UBIリサーチが最新発刊した「2022小型OLEDディスプレイ半期レポート」によると、中国内の第6世代flexible OLEDラインが再編されると展望した。

中国でスマートフォン用flexible OLEDを生産する代表的な業者はBOEとTCL CSOT、Tianma、Visionoxがある。 EDOもflexible OLEDラインを一部保有中だが、rigid OLED中心にパネルを量産している。

このうち、TCL CSOTとVisionoxが最近経営難が続き、中国内のflexible OLEDラインが再編される可能性が提起されている 。

TCL CSOTはXiaomiに主にパネルを供給したが、最近はパネル性能イシューとTianmaのプロモーションによって月45K規模のT4ラインの第3四半期稼動率が10%水準に止まっていることが調査された。 特に、ph-3はph-1,2の低調な稼働率により稼動が無期限に延期されている状況である。 また、AppleにiPhoneシリーズ用パネル供給のためのプロモーションを試みたが、良い結果は得られなかったものと見られる。

2022年8月までに調査されたTCL CSOT T4ラインの稼働率, Source : 2022小型OLEDディスプレイ半期レポート

2022年8月までに調査されたTCL CSOT T4ラインの稼働率, Source : 2022小型OLEDディスプレイ半期レポート

Honorにflexible OLEDを主に供給しているVisionoxは最近月30K規模でV3ラインを稼動しているが、パネル価格が30ドル以下に策定され売上高に大きな影響を受けている。 確実な顧客会社を確保し稼動率が保障される反面、収益が保障されない状況であるのだ。

このような理由から、TCL CSOTのT4ラインとVisionoxのV3ラインはBOEで買収するのではないかという可能性が提起されている。 UBIリサーチのDae Jeong YOONアナリストは”T4ラインの場合、今後BOEがB20 LTPSラインにOLED設備が投入されればTCL CSOTのT4ラインを買収し、これを活用する可能性とVisionoxでV3ラインを売却した後、T4ラインの一部を買収する可能性がある。 V3ラインの場合、Hefei政府がBOEに買収を提案したという話も聞こえる”と明らかにした。

直ちに中国の第6世代flexible OLEDラインが急激に変化する可能性は低いが、市場沈滞と以前から持続的に過剰投資と評価されている状況の中で、中国パネル業者が今後のライン運用をどのように持続するのか帰趨が注目される。

▶2022小型OLEDディスプレイ半期レポート

AR 用として注目される Micro LED のフルカラー化

内容
Monolithic micro LED の製造プロセス
光学合成による Full Color 化
QD 色変換による Full Color 化
Nano column による Monolithic Full Color
電流変調による Monolithic Full Color
民生用 AR Glass の本格的な普及へ

解説 :占部哲夫( UBI Research )
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[2022 Vehicle Displays] Desay sv 車載LCDディスプレイ

#Desay sv #automotive #display

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[2022 Vehicle Displays] BOE 車両用ディスプレイ

#BOE #automotive #display

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[2022 Vehicle Displays] AUO (22インチAmLED, 9.4インチフレキシブルマイクロLED)

22 inch Passenger Display : Active Privacy
– Specifications –

LCD Tech : AHVA / LTPS / VAC
Resolution (pixel) 4K 1K
Active Area : 539mm (H) x 95mm (V)
Privacy Performance : Brightness 1.65% at H = 25⁰
Color Depth : 24 bits
Color Gamut 72% NTSC
Curvature : R3000 -Concave
Brightness : 600 cd/m²

9.4 inch Flexible Micro LED Display
– Specifications –

Resolution (pixel) : 1920 x 960
Refresh Rate : 60 Hz
Brightness : > 2000 cd/m²
Contrast Ratio : 1,000,000 :1
Color Gamut : 120% NTSC
Pixel Configuration : Real RGB Stripe
Display L/R border : 3mm
ViewingAngle (U/D/L/R) : 179° / 179° / 179° / 179°
LED Size : > 30um

IFA2022 での premium テレビの 展示動向

Neo QLED テレビ、QD OLED テレビ、マイクロ LED テレビ、等の展示状況と今後の洞察。

解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )
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今年第2四半期の部品素材35.5億ドル、前四半期比7.9%下落

UBIリサーチが四半期別発刊する「3Q22 OLED Components & Material Market Track」によると、2022年第2四半期の主要部品素材市場は35.5億ドルと集計された。これは前四半期対比7.9%下落し、前年同期対比8.9%上昇した。前四半期対比第2四半期部品素材の市場が縮小した主な理由としては、サムスンディスプレイとBOE、LGディスプレイのFlexible OLEDパネル出荷量が減少したためだ。

2022年第2四半期のサムスンディスプレイとBOE、LGディスプレイのFlexible OLED出荷量はそれぞれ4350万台と1410万台、570万台と分析された。これは前四半期対比それぞれ17.3%と29.9%、40.6%下落した数値だ。 DriverIC & COFは2022年第2四半期に17.7億ドルの市場を、工程用フィルムは6,320万ドルの市場をOCAは5,240万ドルの市場を形成したと分析された。

2022年第2四半期OLED部品素材市場

2022年第2四半期OLED部品素材市場

OLEDの主要部品素材市場を国家別(韓国、中国)に区分し、今後2026年までの予想市場を100%基準の累積グラフで示した。

OLED部品の主要市場

OLED部品の主要市場

中国パネルメーカー各社らの部品素材の購買額は2022年61.1億ドルで年平均2.5%増加して2026年には67.6億ドルに達すると見込まれ、韓国パネルメーカーらは2022年90.9億ドルで年平均2.1%の成長率で2026年には98.8億ドル規模で素材を購買するものと予想される。

部品素材の購買額基準で今後5年間、パネルメーカー別シェアは、サムスンディスプレイが40%を占めるものと予想され、LGディスプレイとBOEがそれぞれ20%と17%のシェアを占めるだろうと予測した。中国パネルメーカーの中ではBOEとVisionox、TCL CSOT、Tianmaの順で材料購買額が高くなると見込まれる。

“3Q22 OLED Components & Material Market Track”はOLEDの主要部品素材会社20ヵ所を選定し、市場調査した。Substrate、TFT、Encapsulation、Touch sensor、Polarizer、Adhesive、Cover window、Module 8つに区分して四半期別の市場を調査し、会社別、Application別(TV、Mobile)でmarket shareを分析した。また今後2026年までの部品素材星の供給量と市場を予測した。マーケットトラック期の報告書はOLED産業をリーダーする業界関係者に必要な情報を提供してあげている。

関連レポート:OLED マーケットトラック

2022年中大型OLEDディスプレイ出荷量、2630万台展望

UBIリサーチが四半期別発刊する「3Q22 Medium & Large OLED Display Market Track」によると、2022年第2四半期の中大型OLEDディスプレイ市場は16.7億ドルと集計された。中大型OLEDディスプレイは10インチ以上のディスプレイを意味する。

2022年第2四半期の中大型OLEDディスプレイ市場は前期比22.9%上昇し、前年同期比11.2%上昇した。中大型OLED出荷量の増加幅が最も大きいのはノート型パソコン用OLEDだ。第1四半期の出荷量は114万台だったが、第2四半期の出荷量は218万台で、前四半期の約2倍の水準だ。

中大型OLEDディスプレイ市場(2022年第2四半期)

中大型OLEDディスプレイ市場(2022年第2四半期)

ウクライナの戦争が持続的に延長され、欧州を中心にプレミアムテレビ市場が大きな打撃を受けている。 2022年のテレビ用OLEDパネルの予想出荷量は、前四半期は920万個だったが、修正された出荷量は910万個だ。第2四半期のOLEDテレビの出荷量は196万台で、第1四半期の171万台から25万台増えた。このうちWRG BOLEDパネル出荷量は171万台、QD-OLEDテレビパネルは25万台だ。

サムスン電子が来年QD-OLEDテレビ販売量を100万台に拡大する計画であるだけに、2023年にはテレビ用OLED出荷量が1200万台に拡大するものと予想される。 LGディスプレイは収益性が悪化しているLCDパネル事業を漸進的に減らし、OLED生産量を増やすためにP7、P8ラインをOLEDラインに転換するものと見られる。

中大型OLEDディスプレイを応用製品別(TV、Tablet、Notebook、Monitor、Automotive)に分け、2027年までの予想出荷量を100%基準の累積グラフで示した。

中大型OLEDディスプレイ出荷量および展望

中大型OLEDディスプレイ出荷量および展望

2022年の中大型OLEDディスプレイ出荷量は2630万台と予想され、5年後の2027年には8420万台に増えるものと推測される。 アップルでiPadが2024年に発売されるものと予想されることから、2024年以降、Tablet出荷量が急激に増加するものと予想した。

「3Q22 Medium & Large OLED Display Market Track」は10インチ以上の中大型OLEDDisplayに対するOLED生産キャパ現況、主要パネル業者別Automotive、Note PC、Monitor、TVなど主要製品群に対する四半期別出荷量と売上実績を調査した。 アプリケーションごとのASPやOLED需要/供給分析など、今後5年以降の2027年までの市場展望値分析資料も提供する。

関連レポート:OLED マーケットトラック

2022年小型OLEDディスプレイ出荷量、7億2480万台展望

UBIリサーチが四半期別発刊する「3Q22 Small OLED Display Market Track」によると、2022年第2四半期の小型OLEDディスプレイ市場は78.7億ドルと集計された。

2022年第2四半期の小型OLEDディスプレイ市場は前期比16%減少し、前年同期比9.7%上昇した。世界最大市場である中国市場は、新型コロナウイルス感染症の余波で上海と一部地域が封鎖され、スマートフォンなどモバイル機器が萎縮した。

これに伴い、小型OLEDパネル出荷量は第1四半期1億5000万台から第2四半期では2000万台減った1億3000万台と集計された。 第2四半期のフォルダブルOLEDパネル出荷量は312万台で、第1四半期より12万台増えたが、市場規模は期待に及ばなかった。

2022年第2四半期小型OLED市場

2022年第2四半期小型OLED市場

最近、中国の一部パネル業者がスマートフォン用OLEDパネル価格を30ドル以下に出しており、リジッドOLED市場が急激に萎縮する見通しだ。

今年のFoldable OLEDの予想出荷量は1640万台で、昨年1,030万台から610万台に増える見通しだ。フォルダブルフォンはサムスン電子のギャラクシーノートに代わるものと予想されるが、追加需要は発生していない。 また、中国パネル企業のFoldable OLED用UTG購買困難は、中国スマートフォン企業のフォルダブルフォン生産に影響を及ぼしており、フォルダブルOLED市場の成長速度が速くないものとみられる。2027年、フォルダブルフォンOLED出荷量は4200万台に大きく修正された。

小型OLEDディスプレイを応用製品別(Watch, Smart phone, Foldable phone)に分け、2027年までの予想出荷量を100%ベースの累積グラフで示した。

2022年第2四半期の小型OLED出荷量および展望

2022年第2四半期の小型OLED出荷量および展望

2022年小型OLEDディスプレイパネルの総出荷量は7億2480万台と予想され、5年後の2027年には9億3780万台を記録するものと推測される。2022年応用製品別フォルダブルフォンが占める割合は2.3%であり、2027年には4.5%まで増加するものと展望される。

「3Q22 Small OLED Display Market Track」は10インチ以下の小型OLED Displayに対するOLED生産キャパ現況を分析し、主要パネル業者別、国別、世代別、基板別、TFT技術別、応用製品別(Watch、Smartphone、Foldablephone)など主要製品群に対する細部的な四半期別売上高と出荷量を調査した。アプリケーション別ASPとOLED需要/供給を分析し、今後5年以降2027年までに小型OLED Displayの市場展望分析資料を提供する。

関連レポート:OLED マーケットトラック

OLED 産業の新たな展開

内容
・Smartphone 用 OLED 出荷数推移
・世界 Smartphone 出荷数推移
・中国の OLED メーカーの出荷数シェア推移
・2021, 2022 の Smartphone 用 OLED 出荷数比較
・Samsung Display の OLED 戦略
・今後の OLED 市場の成長

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[IFA 2022] LG電子有機ELテレビ, 有機ELモニター

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[IFA 2022]METZ有機ELテレビ

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[IFA 2022]ドイツMETZブース

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[IFA 2022] LG電子マイクロLEDテレビ、QNED 8Kテレビ(ミニLED)

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[IFA 2022] パナソニック有機ELテレビ

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[IFA 2022] HONOR (Honor Magic4 Pro, Honor 70)

#ifa2022 #honormagic4pro #honor70

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[IFA 2022] サムスン電子 (QD-OLED,Odyssey Gaming Monitors, The Serif, The Frame, The Sero)

#ifa2022 #サムスン電子 #qdoled

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[IFA 2022] TCL CSOT (ミニ LED テレビ、QLED テレビ、スマート家電)

#ifa2022 #tcl #tclテレビ

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[IFA 2022] ASUS 折りたたみ式ノートパソコン (Zenbook 17 Fold OLED)

#ifa2022 #zenbook17 #有機EL

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[IFA 2022] ASUS OLED ラップトップ (Vivobook、Zenbook)

#asus #vivobook #zenbook

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[IFA 2022] サムスン電子 (Galaxy Fold4, Galaxy Flip4)

#ifa2022 #galaxyfold4 #galaxyflip4

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[IFA 2022] ファーウェイ (P50 Pocket, MateXs 2)

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[IFA 2022] サムスン電子(マイクロLED、Neo QLED)

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[IFA 2022] LG ディスプレイブース

#ifa2022 #LGディスプレイ #有機ELテレビ

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Intel, Audi AG, LG Display, and More Experts Join the OLED’s World Summit 2022 Agenda

(San Francisco, CA) – July 28, 2022 – Smithers, a leading provider of testing, consulting, information, and compliance services, is hosting OLED’s 2022 conference this year at the Hotel Kabuki on October 25-27 in San Francisco, CA, and virtually.

The 2022 program has been announced! Featuring expert speakers from Intel, Audi AG, LG Display, Coherent, Palomaki Consulting, Nanosys, OLEDWorks, eMagin, Yole Developpement, Omdia, Schrödinger, Applied Materials, and more.

 

This event explores the latest developments taking place within the OLED value chain, providing attendees with timely insights surrounding the impact of COVID-19, innovation and product advancements, emerging solutions and material developments, current product trends, and new opportunities for growth and increased market share. 

 

Plus, all networking breaks, lunches, and the networking reception will be shared with the co-located Phosphors and Quantum Dots attendees, doubling the networking possibilities!

 

For sponsorship opportunities, please contact Ashli Speed, aspeed@smithers.com, for more information. Don’t forget to join the mailing list to stay up to date with the latest event details.

The pricing for this event is tiered, so the earlier you book, the more you save. To learn more and register, please visit the event website: www.oledsworldsummit.com  

 

For more information about Smithers, please visit www.smithers.com.

 

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About Smithers:

Founded in 1925 and headquartered in Akron, Ohio, Smithers is a multinational provider of testing, consulting, information, and compliance services. With laboratories and operations in North America, Europe, and Asia, Smithers supports customers in the transportation, life science, packaging, materials, components, consumer, dry commodities, and energy industries. Smithers delivers accurate data, on time, with high touch, by integrating science, technology, and business expertise, so customers can innovate with confidence.

「2022 OLEDとQD-LEDの最新技術開発動向」レポートの内容紹介

今回発刊した「2022 OLEDとQD-LED最新技術開発動向」報告書は、進化中のOLEDの現在の状況と今後の発展方向を知るために、最新技術動向をまとめた。

また、OLEDに続いて次世代ディスプレイ技術と呼ばれているQD-LEDに関する最新技術動向も、レポートに含めた。QD自体が発光するQD-LEDは、色域が広い自発光のディスプレイであり、さらに溶液プロセス(solution process)が可能なために、製造コストを削減でき、次世代ディスプレイとして期待が高まっている。

報告書は日本語で、214ページです。税引き価格は、

1)PDF-1 版(印刷・編集不可能):495.000円
2)PDF-2版(印刷・編集可能):619,000円
3)PPT(パワーポイント)版:804,000円

です。分析工房より販売しております。詳細説明やサンプルのダウンロードは以下のページからお願いいたします。

https://www.bunsekik.com

有機ELの発光材料開発の最近のトピックス

内容
・TTF を効率化させる発光層の2層化
・TADF (Thermally Activated Delayed Fluorescence)

解説 :占部哲夫(UBI Research)
聞き手:服部 寿(分析工房)
分析工房のホームページ:
https://www.bunsekik.com/

[K-Display 2022 Business Forum]Sumitomo Chemical材料性能公開

2022年8月10日から12日までソウルCOEXで開催されている「Display Business Forum 2022」で、Sumitomo Chemicalは最近まで開発されたインクジェット材料の性能を公開した。

インクジェットプリンティング技術は中大型機器に主に使われている3-stack OLEDや4-stack OLEDの工程時間と材料使用量を増やせる技術として注目される技術であり、JOLEDがモニター用にパネルを量産しておりTCL CSOTも投資を考慮している。

Sumitomo Chemicalはまずスピンコーティング方式で製作された背面発光方式のOLEDと全面発光方式のOLEDのRGB性能を公開した。 背面発光方式のOLEDは前年度と大きな差がなかったが、前面発光方式のOLEDでは材料の性能が向上したことが確認でき、特に青色材料は効率と性能が共に向上した。

Sumitomo Chemicalの材料性能

Sumitomo Chemicalの材料性能

Sumitomo Chemicalはインクジェットプリンティング技術の核心課題として不純物管理とink formation、硬化工程、jetting mechanismを言及した。 インクジェットプリンティングの工程時間や収率、性能を確保するためには、前述の4つの要素を克服しなければならない。

最後に, Sumitomo Chemicalは現在まで開発されたRGBインクジェット材料の性能を発表し、今後の材料の目標効率と寿命について言及して発表を終えた。

住友化学の開発マイルストーン

住友化学の開発マイルストーン

関連レポート: 2022年OLED発光材料レポートのサンプル

[K-Display 2022] LGディスプレイ、透明OLEDで新しい価値を創造する。

810日から12日まで開催された「K-Display 2022」でLGディスプレイは壁面型とテレビ型など多様な透明OLED製品を展示した。今回展示された透明OLEDの透過率は45%、解像度はFHD級だった。

K-Display 2022に展示されたLGディスプレイの透明OLED

K-Display 2022に展示されたLGディスプレイの透明OLED

11日に開かれた「Display BUSINESS Forum 2022」でLGディスプレイのKang Won-seok常務は透明OLEDの透過率向上と重量減少で活用度がますます高まっていると明らかにした。

Kang常務はLGディスプレイが2014年から透明OLEDを開発していると言及し、COVID-19以降増加している内部活動に合わせて透明OLEDの価値を高めると発表した。

LGディスプレイの透明OLEDロードマップ

LGディスプレイの透明OLEDロードマップ

現在、LGディスプレイはE3ラインで制限的に透明OLEDを量産している。 現在は55インチサイズの透明OLEDだけを量産しているが、今年下半期からは77インチにもラインナップを拡大する計画だ。

LGディスプレイの透明OLEDは中国で博物館用とサイネージなどに主に使われており、今後の需要増加が予想されることによりLGディスプレイはパネル価格を下げ、E3以外の生産ラインを導入して市場に対応するものと予想される。

関連レポート:ディスプレイレポートのサンプル

(Sub) OLED部品素材市場とOLED出荷量見通し!

OLEDパネル構造は様々な部品素材で構成されています。
また、フレキシブルOLED、Foldable OLED、W-OLEDによる構造にも相違点が存在します。

今回の映像で主要部品素材市場の見通しとともに小型、中大型OLED出荷量についてお知らせしました。

ご不明な点や様々な意見コメントで残してください。
視聴していただきありがとうございます。

2022 OLED部品素材レポートSampleダウンロード

OLED部品素材マーケットトラックSampleダウンロード

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LG디스플레이 부스

[K-Display 2022] LGディスプレイオンラインブースツアー

K-Display 2022に展示されたLGディスプレイブースです。
LGディスプレイはOLED.EX、透明OLED、さまざまなコンセプトのOLED製品を展示しました。
今回K-Display 2022に参加できなかった方に少しでも役立つことを願っています。

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LG디스플레이 투명OLED

[K-Display 2022] LGディスプレイの透明OLED

LGディスプレイの新しい透明OLEDディスプレイです。
私たちが子供の頃、SF映画で見た新技術を実際に見ることができて不思議でした。
LGディスプレイの透明OLEDは、私たちの生活にどのように適用されると思いますか?

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삼성디스플레이 Flex OLED

[K-Display 2022]サムスンディスプレイのFlex OLED lineup

サムスンディスプレイのFlex OLEDラインナップです。
SamsungのSにちなんで作られたFlex S、3回折るFlex Gを実物で見ることができました。
Slidable製品が繰り広げられるデモンストレーションを見ることができず残念でした。

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삼성디스플레이 QD-OLED

[K-Display 2022]サムスンディスプレイのQD-OLED

サムスンディスプレイが韓国では初めてQD-OLEDを公開した。
QD-OLEDのメリットをカメラが収めることができず残念ですが、楽しくお楽しみください。

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iPhone14에 적용되는 M12 구조의 Supply chain

サムスンディスプレイの新型材料構造M12、iPhone14 Proモデルのみ適用

サムスンディスプレイのM12構造(iphone 14に適用される予定)

<iPhone14に適用されるM12構造のSupply chain>

サムスンディスプレイが下半期に発売予定のAppleのiPhone14シリーズのうち、上位2つのProモデルにのみ新しい材料構造M12を適用する。 下位2モデルにはiPhone13に適用されたM11構造をそのまま使用する。

サムスンディスプレイはiPhone14シリーズの4種すべてにOLEDを供給する。 サムスンディスプレイはLTPS TFTが適用される下位2モデルであるiPhone14と14MaxにはiPhone13に適用されたものと同じM11構造をそのまま使用し、LTPO TFTが適用される14 ProとPro Maxには新しい構造であるM12構造を適用する。

サムスンディスプレイがiPhoneシリーズに材料構造を異なるように適用する理由はAppleのコスト削減のためと見られる。 上半期に発売されたサムスン電子のギャラクシーS22シリーズでも、UltraとPlusモデルにはM11が、一般モデルにはM10が適用されたことがある。

サムスンディスプレイの新型材料構造M12はAppleのiPhone14シリーズとサムスン電子のフォルダブルフォンZ Fold4とZ Flip4などに適用される。

関連レポート: 2022年OLED発光材料レポートのサンプル

Can VR replace TVs and monitors? Industry Movement!?

(SUB)VRはテレビとモニターを置き換えることができますか?業界の動きは!?

VR機器を使ったことがありますか?

VRは没入感と臨場感が非常に重要です。

鮮明な画質のために、Micro-OLEDはVR機器に不可欠です。

近い将来、VRはモニターとテレビを置き換えることができますか?

Micro Display市場でも韓国企業が重要な役割を果たすことができると期待しています。

今日も見てくれてありがとう。

※本映像はUBI Researchのスペシャルレポート「2022 Micro-Display技術レポート」をもとに制作されました。
▶2022 Micro-DisplayテクニカルレポートSampleダウンロード

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OLED市場をけん引するApple

OLED市場をけん引するApple

・Appleが現在、彼らの応用商品にどのようにOLEDを導入しているか
・Appleのロードマップについて

解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )
分析工房のホームページ:
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Samsung Display's pol-less technology can reduce power consumption by 25%

サムスンディスプレイのpol-less技術、フォト工程が短縮できる

OLED市場調査企業であるUBIリサーチ(www.ubiresearch.com)が最近に発刊した「2022 OLED部品素材レポート」では、サムスンディスプレイのpol-less技術開発の現状と今後のロードマップについてまとめられていある。

Pol-less技術は偏光板の代わりにblack pixel define layer(BPDL)とカラーフィルタを適用し、サムスンディスプレイではon-cell film(OCF)、BOEとVisionoxではcolor filter on encapsulation(COE)と呼ばれている。

Pol-less技術は「Galaxy Z Fold 3」に初めて適用され、サムスンディスプレイは報道資料を通じてpol-less技術を適用して光透過率を33%高め、同じ明るさではパネルの消費電力を最大25%まで節減できると説明している。

サムスンディスプレイの pol-less技術。偏光板が除去されたOLEDは消費電力25%削減する。

偏光板を適用したOLEDと偏光板を除去したOLEDの消費電力比較

UBIリサーチによると、今年下半期に発売されるサムスン電子の「Galaxy Z Fold 4」にもpol-less技術が適用されて、カラーフィルタとしてRGB レジストが低反射用素材として採用されるものと見られ、今後はフォト工程を短縮したpol-less技術が適用されるものと予想される。

サムスンディスプレイのpol-less技術にはTFT側に2回のフォト工程とcolor filter側に5回のフォト工程が必要だが、今後は新しい素材を適用してフォト工程を3~4回減らして、工程時間と費用を短縮させるものと見られる。

サムソンディスプレイは、pol-less技術をさらに発展させ、今後スマートフォンだけでなくIT機器にも拡大適用するものと期待される。

▶ 2022 OLED部品素材レポートSample Download

(SUB) Appleの有機EL(OLED)製品ロードマップ (フォルダブルノートブックの予想構造は?)

今回の映像では、イノベーションを伴う企業アップルのOLED製品ロードマップについて取り上げました。

Apple製品の有機EL(OLED)は、サムスンディスプレイとLGディスプレイから供給されます。
ディスプレイ業界でもAppleの存在感はすごいです。

ユビリサーチが予想するアップルのフォルダブルノートパソコンの姿は映像のようです。
Appleはもう一度どのような革新的な製品を準備していますか?

さまざまなコメントコメントを残してください。
暑さに気をつけて見てくれてありがとう。

※本映像はUBI Researchのスペシャルレポート「2022 Micro-Display技術レポート」をもとに制作されました。
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#アップル#OLED #Foldablelaptop

中国政府の積極的な素材・材料・製造装置の国産化の促進政策

BOE logo

BOE

最近、中国内でディスプレイ関連素材や材料、製造装置などを国産化しようとする動きが見られている。OLED市場調査専門メーカーのUBIリサーチ( www.ubiresearch.com )で最近発刊された2022 OLED部品素材報告書によれば、中国国家発展開発委員会(国家发展和改革委员会)や公信部(工信部)で中国OLEDディスプレイ関連開発企業に投資金を支援し、国産化のための動きを加速している。

 

中国公信部ではディスプレイ関連素材及び製造装置、部品事業について中国国産化のために大型支援事業を計画している。プロジェクトに選ばれた企業は中国政府の破格的な補助金の恩恵を受ける予定だ。

 

最近、公信部はFMMとそれに関連した蒸着装置、その他の装置まで支援を行ったことが判った。これと共に中国国家発展開発委員会で国産化に進めるアイテムは、3年以内に開発及び量産、5年以内で全部の国産化を進める予定だ。

 

政府事業のほか、企業の国産化の動きも活発だ。中国最大のディスプレイメーカーであるBOEでは、すでに国産化のための投資が進んでいる。去る3月、物量及び原価圧迫で多くの危機感を感じたBOEのCEOの Gao Wenbaoが購入企画部門に直接にこの政策を指示した。BOEは、コスト削減のための取引先を多元化するために、海外企業を除く中国内企業のみ投資の検討を進めた。BOEの素材と材料、製造装置の国産化のための投資金額のうち、約70%の資本がすでに投資完了していると把握され、2023年までに投資が完了する見通しだ。

 

中国政府はかつてディスプレイを国家先端戦略産業に含め、BOEやTCL CSOTなどのディスプレイメーカーに破格的な支援をしてきた。これに加え、中国政府は中国現地内で生産可能な素材及び部品に対して輸入関税を引き上げ、内需化に努めている。

 

LCDに続いてOLEDまで韓国を追撃している中国との格差を広げるために韓国政府の積極的な取り組みが必ず必要だ。韓国政府は来月4日に施行される「国家先端戦略産業特別法」でディスプレイを国家先端戦略技術に指定し、ディスプレイメーカーに対する支援および多様な恩恵を提供する予定だ。

▶ 2022 有機EL(OLED)部品素材レポート Sample ダウンロード

QD-LED 開発の最新動向

量子ドット(QD)の基本的なことは昨年8月のUBI News動画で紹介していますので、必要に応じ

てそちら(https://youtu.be/NnmamS-_hMM)も参照下さい。  

 

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

分析工房のホームページ: https://www.bunsekik.com/ubi

今年の世界のOLEDの量産能力、基板面積で47.3 百万㎡規模と予測

OLED産業の調査企業であるであるUBIリサーチ(www.ubiresearch.com)が最近に発刊した「2022 OLED部品素材レポート」によると、2022年OLEDの全体量産能力の基板面積は47.3百万㎡と予想される。 2022年にはサムスンディスプレイがA3ラインの遊休キャパを補完するために投資したLTPO TFTラインとETOの6世代rigid OLEDラインが稼動する予定であり、2023年にはLGディスプレイのE6-4ラインとBOEのB12-3ラインが、2024年にはサムスンディスプレイの8.5世代ITラインが稼動すると予測される。

スマートウォッチとスマートフォン用の小型OLEDの基板面積は, 2022年rigid OLED用ラインキャパは5.29百万 ㎡として24.8%の占有率を占めており、今後はRigid OLEDの投資はないと予想される。 2022年flexible OLED用キャパは15.3百万㎡で全体の71.5%であり、2024年からサムスンディスプレイのA3ラインの一部がIT用ラインに転換され量産キャパが縮小されると展望される。 Foldable OLED用ラインキャパは2022年に0.79 百万 ㎡、2023年からは1.52百万㎡に達すると予想される。

サムスンディスプレイのIT用ラインキャパは, 2023年下半期にA3ラインがIT用ラインに転換され2024年には新規で8.5Gラインが稼動すると予想され、2025年までに2.69百万㎡に拡大すると展望される。 2023年下半期からLGディスプレイのキャパはE6-4ラインとBOEのB12-3ラインが稼動し、それぞれ0.75、0.52百万㎡になると展望される。

テレビ用OLEDラインのキャパは、追加投資がない限り、2026年までに変化がないと見られる。

2022年からLGディスプレイの量産キャパは20.3百万m2で全体の85.5%を占めている。 今後、追加顧客会社の確保可否によって、キャパがさらに増加するものと見ている。

サムソンディスプレイのキャパは3.3百万㎡、BOEは0.13百万 ㎡で、それぞれ13.9%と0.6%のシェアを占めると見られる。

一方、今回発刊された「2022 OLED部品素材レポート」は最新OLED産業課題の分析とフォルダブル機器用の部品素材開発と産業現況、OLEDパネルメーカの量産キャパを分析、主要部品素材市場展望などについて扱った。 部品素材関連企業が関連技術を理解し、今後の技術方向と市場を展望するのに役立つものと予想される。

今年のカバーウィンドウ向けUTG市場、2億ドル規模の予測

OLED産業の調査企業であるUBIリサーチ(www.ubiresearch.com)が最近発刊した「2022 OLED部品素材レポート」によると、スマートフォン向けのカバーウィンドウ材料市場は2022年43.5億ドルから年平均8%成長し、2026年には59億ドル規模の市場を形成すると展望した。 カバーウィンドウ用材料としては、2D glassと3D glass、Colorless PI、UTGがある。

カバーウィンドウの材料別市場展望

<カバーウィンドウの材料別市場展望>

2026年までにカバーウィンドウ材料市場の中で、2D glassと3D glass材料が全体の中89%で最も多い割合を占めるものと見られ、UTGが10%、Colorless PIが1%の割合を占めるものと予想される。

Colorless PI市場は2022年に3700万ドル、2026年に5600万ドル規模であると予測され、年平均成長率は11%となる。

カバーウィンドウ用UTG市場は2022年に2億ドル、2026年には9.3億ドル規模になると予想され、年平均成長率は47%である。 これは今後、サムスンディスプレイが量産するフォルダブル用OLEDのカバーウィンドウで、UTGが主に採用されることが反映された結果である。

サムスンディスプレイが今後もUTGだけを採用したフォルダブルOLEDを量産する計画であり、BOEやTCLCSOT、VisionoxもUTGが適用されたフォルダブルOLEDを開発している。

<フォルダブル用のカバーウィンドウ市場のシェア展望>

<フォルダブル用のカバーウィンドウ市場のシェア展望>

フォルダブルOLED用のColorless PIは2022年15.9%のシェアを占め、2026年には5.7%のシェアを占めるものと予想される。

フォルダブルOLED用のカバーウィンドウ市場はUTGが主導しており、Colorless PIが一部使われているが、今後も需要は多くないと見みられる。

サムスンディスプレイは今後もUTGでフォルダブルOLEDを開発する予測であり、スライダブルOLEDにColorless PIが使われることもあるが、SID 2022でサムスンディスプレイは量産をするならばUTGを使用すると明らかにした経緯がある。

中国パネルメーカ等がColorless PIでフォルダブルOLEDを少量量産しているが、全体市場での比率は低く、中国パネルメーカ等もUTGが適用されたフォルダブルOLEDを開発しているため、フォルダブルフォン用のColorless PI市場占有率は低いものと予想される。

フォルダブルIT機器用にColorless PIが使われることもありうるが、数量と適用時期が未知数であり、量産されても全体フォルダブルOLED市場で大きな占有率を占めることはできないものと予想される。

関連レポート:2022 OLED部品素材レポート

Micro OLED動向と展望

VR機器は2016年から台頭し、今後の未来IT事業では重要な要素になると見たが、使用された用途は非常に少なかった。 サムスンでは2017IFA VR experiment zoneでゲーム、4D形態で体で感じられる映画用として披露され、その他CES2016年にインテルでは教育用、美術用など創作活動ができるようにするアプリケーションを展示した。

VRの特徴としては没入感、臨場感に優れ、1インチ程度のディスプレイが60インチのように見えることができる。 情報を提供するディスプレイはマイクロディスプレイを使用するが、LCoS(liquid crystal on Silicon)は応答速度が遅く、色味が落ちてContrast Ratio低いため、傾向がOLEDoS(OLED on silicon)に変わっている。 ソニーはマイクロOLEDを製造しており、パナソニックは米Kopinと協力してVRを作っている。

最近VR機器はモニターに代わるための準備をしている。 高解像度に作ることになれば、それぞれVRモニター画面に10個程度の画面を表示することができ、今後は事務室にモニターが消えVR機器を使用して同時に複数の画面を表示することができる。 今後はモニター市場がVR市場に変化し、IT市場でVRは最高のダークホースに浮上する可能性がある。 VRはテレビに取って代わることもできる。 立体感がはるかに優れたヘッドスピーカーが必須だ。 映画館でも変化があり得る。 映画館でVR機器を使って臨場感の高い60インチ画面を提供し、没入感のある映画を見ることができ、映画産業にも重要な要素になりうる。

Micro OLED構成はシリコンウエハーの上にTFTを設計し、その上にOLEDが形成され、OLEDはLGDのWOLED方式を使用している。 RGB方式は、詳細なファインメタルマスクが必要だが、APシステムではレーザーを利用した2,000ppi以上可能なマスクを準備している。 WOLEDはcolor filterを使用するため、10%程度のロスが生じ、輝度面ではRGBがより有利だが、商用化をするためには解像度をはるかに高めることができ、すでに長い間開発されてきたW-OLEDが適用されると見ている。 応用分野としては軍事用、医療用、産業用、ビューファインダー、スマートグラスなど多様な用途のディスプレイになるだろう。

最近アップルはLGディスプレイとサムスンディスプレイにMicro OLEDの準備を要請し、LGディスプレイでは6月に船益システム蒸着機を発注して素早く動いている。

サムスン電子からもVRに対する要請があることが把握され、2025年にはLGディスプレイとサムスンディスプレイは多くの種類のMicro OLEDを生産できると見られる。 24年ごろにはアップルのVR機器を見ることができるものと予想される。

関連レポート: 2022年 マイクロディスプレイ技術レポート

プレミアムテレビ市場で激しい価格競争を繰り広げているWOLEDテレビとQD-OLEDテレビ、NeoQLEDテレビ

2022年上半期、2,000ドル以上の発売価格を基準にしたプレミアムテレビの価格競争がますます激しくなっている。 7月に予定されたアマゾンのプライムデー行事がテレビ価格にどのような影響を及ぼすかも関心な事だ。

まず、2022年6月までに65インチ基準で2022年型OLEDテレビの価格を分析した。 Bestbuy.comの販売価格を基準とし、SonyのQD-OLEDテレビは公式ホームページの販売価格を基準とした。

3月に発売されたLG電子のWOLEDテレビB2とC2、G2の発売価格はそれぞれ2,300ドルと2,500ドル、3,200ドルで、サムスン電子のQD-OLEDテレビであるS95Bの発売価格は3,000ドルだった。 SonyのWOLEDテレビであるA80Kの発売価格は3,800ドル、QD-OLEDテレビであるA95Kは4,000ドルだった。

6月に入ってLG電子のG2モデル価格が200ドル下落し、シリーズ別にそれぞれ500ドルの価格差を形成し、サムスン電子のS95BモデルはLG電子のハイエンドモデルであるG2より200ドル低い価格差を維持し続けている。 SonyはWOLEDテレビであるA80Kの価格を300ドル引き下げた一方、QD-OLEDテレビA95Kの価格は維持した。

価格的にサムスン電子のS95BとLG電子のハイエンドOLEDテレビであるG2が競争している点と、SonyがWOLEDテレビよりQD-OLEDテレビの価格帯を高く設定しているという点が特徴だ。

各セットメーカーのOLEDテレビとサムスン電子のmini LED技術が適用されたNeo QLEDテレビの価格競争も激しいだ。

6月基準でサムスン電子の4K Neo QLEDテレビであるQN85BとQN90B、QN95Bの価格はそれぞれ1,800ドルと2,600ドル、3,300ドルであり、8K Neo QLEDテレビであるQN800BとQN900Bは3,300ドルと4,800ドルだった。

価格的側面でサムスン電子の4K Neo QLEDテレビシリーズとLG電子の4K OLEDテレビシリーズの価格が似たように形成されており、サムスン電子の全体テレビシリーズの中ではQD-OLEDテレビが4K Neo QLEDと8K Neo QLEDの間に位置していることが確認できる。 画質で高い評価を受けているSonyのOLEDテレビシリーズは、サムスン電子の8K Neo QLEDテレビシリーズと価格競争を繰り広げている。

今年はこのような価格基調が引き続き維持されるものと見られるが、下半期のアマゾンプライム行事やカタールワールドカップ期間にともなう攻撃的なマーケティングが変数になるものと予想される。 また、来年発売されるものと予想されるmicro lens array技術が適用されたLG電子のOLEDテレビが今後プレミアムテレビ市場にどのような影響力を及ぼすかも注目しなければならないものと見られる。

マイクロLEDディスプレイ技術の新しい方向性

Micro LED Display 製造技術や回路技術の新しい方向性  

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

分析工房のホームページ: https://www.bunsekik.com/ubi%E3%83%AA…

着実に増加していたOLEDスマートフォン発売製品、2022年上半期には停滞している

2019年137台、2020年166台、2021年225台と着実に増加していたOLEDスマートフォンの発売製品が2022年上半期には110台に止まった。 業界の状況がこのまま続けば、2022年には2021年と似ていたり、少し少ない数のOLEDスマートフォンが発売されるものと見られる。

2022年上半期に発売されたスマートフォンは大部分が中国製品だった。 中国製品が98個、占有率89%を占め、韓国が9個、日本が2個、インドが1個を発売した。

サイズ別では6.6インチ台製品が34種で最も多く、6.4インチ台製品が31個、6.7インチ台製品が21個で後に続いた。 サイズが最も大きい製品はVivoの「X Fold」で8.03インチフォルダブル製品であり、フォルダブルを除いた中ではVivoの「X Note」が7.0インチで最も大きかった。 サイズが最も小さい製品はSonyの「Xperia 10 IV」で6.0インチだった。

デザイン別では102種がパンチホールモデルであり、narrow bezelが4種、notchが2種、UPCが2種発売された。 UPC(Under Panel Camera)が適用されたスマートフォンはZTEの「Axon 40 Ultra’」と「Nubia Red Magic 7 Pro」等2種だった。

解像度別では300ppi台製品が51台、400ppi台製品が50台、500ppi以上の製品が9台発売され、300ppi以下の製品は発売されなかった。 解像度が最も高い製品はSonyの「‘Xpeia 1 IV」で解像度は643ppiだった。

上半期に発売されたフォルダブルフォンはVivoの「X Fold」、Honorの「Magic V」、Huaweiの「Mate Xs2」など3種であり、3種ともパンチホールデザインが適用された。 「Mate Xs2」の解像度は424ppiで上半期に発売されたOLEDスマートフォンの平均より10ppiが高かった反面、「X Fold」と「Magic V」は上半期に発売されたOLEDスマートフォンの中で解像度が最も低い1、2位の製品だった。

[UBIリサーチの上半期OLEDセミナー] GrapheneLab、メッキメタルマスクでppiの限界を越える

Graphene商用化技術企業である”GrapheneLab”でGrapheneを利用した800ppi以上のFMM製造が可能だと発表した。

6月23日、UBIリサーチが開催した「2022年上半期OLEDの決算セミナー」でGrapheneLabのグォンヨンドク代表は”2000年代序盤から始まったFMM技術は、初期にはplating方式には関心がなかったが、最近にはFMM製造技術トレンドがplating方式に変化している”と述べ、”2013年度以後にはplating方式のFMM製造技術に関る特許が多く出願されたし、高解像度で行くためには現在使用されているetching方式よりplating方式を適用することが容易である”と言及した。

さらに、クォン代表は”既存の限界があったetching方式FMMから脱してplating方式のFMMを適用した結果、同じ厚さで400ppiが限界だったetching方式に比べてplating方式では600ppi以上を実現した”と述べ、”Etched metal maskは深さ20um etchingをしたら点のように尖がりくなるINVARの構造によって8um長さのdead zoneが発生するが、plated metal maskのpattern platingの際にはdead zoneの発生がない”と発表した

最後にクォン代表は”MSAP electro forming技術のために薄い厚さの低い熱膨張係数が必要で、Platedされた試料を対象にTMAを利用して熱膨張係数を測定した結果3.1ppmまでに測定されており、熱処理をしていない状態では2.5ppmまで下がった”と強調して発表を終えた。

スマートフォン用の Under Display Camera (UDC)の技術開発状況

スマートフォンに採用されつつある、ディスプレイの下にカメラを配置する技術の情報

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

分析工房のホームページ: https://www.bunsekik.com/ubi%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81/

BOE、iPhone13の物量、再生産始まるか?

iPhone13/Apple

BOEがiPhone13の再生産に向けライン稼働を始めるそうだ。

3月では、AppleとのイシューでほとんどのiPhone13物量が取り消されたBOEがiPhone13生産を再開する見通しだ。 BOEがiPhone13再生産を開始すれば、3月に下方修正されたBOEの今年のiPhone13予想生産量が再び増加すると見られる。

BOEはB11(綿陽)工場に計20個のiPhone向けモジュラインを持っている。 BOEのiPhone13再生産は6月初めに始まったと調査され、iPhone14の生産もまもなく始まるものとみられる。 B11工場ではiPhone13、14のモジュラインをすべて有しており、iPhone14のモジュール工程はiPhone12や13と異なり、それぞれのモジュラインで対応している。

BOEのiPhone13および14の予定生産物量とパネル単価、生産製品別モジュラインの詳細はUBIリサーチの「中国動向レポート」で確認できる。 UBIリサーチの「中国動向レポート」はホームページで問い合わせが可能である。

危機の中国パネルメーカー、今年のディスプレイ事業の赤字幅は増えるだろうか

<Visionoxからパネルを供給するHonor 70>

VisionoxとBOEなどの中国パネル業者が原価圧迫で赤字を免れない見通しだ。

Visionoxの稼働率は高いと分析された。 中国の大型スマートフォンメーカーであるHonorの物量の70~80%をVisionoxで専門担当して生産しているためだ。

しかし、高い稼働率に比べてVisionoxの事業現況はそれほど良くではない。 VisionoxはHonorに協力的な態度でパネルを生産し、Honorの物量の大部分を割り当てられたが、Honorでは追加的にパネル値下げを要求したと言われている。 情報によると、引き下げられたパネル価格によってVisionoxは現在約月2億人民元に達する赤字を免れないことが把握された。

中国最大のパネル業者であるBOEに状況も良くではない。 これまでVIsionoxのようにHonorのパネル生産を担当していたBOEは、Honorから生産物量をほとんど割り当てられていないことが把握てきている。 先立ってBOEは、既存のApple向けiPhone 13の物量がほとんど取り消され、一度危機を経験した。 4月BOEのGao Wenbao CEOはOLEDおよびLCD物量および価格圧迫で多くの危機感を感じ、直接原価節減に関する指示を下した。 現在、BOEのOLEDラインの稼動率は40%未満の状況であり、OLED事業部は今年約100億元の赤字が発生する可能性もあると把握される。

中国パネル業者の主要事業の一つであるLCDの販売価格が持続的に下落しており、スマートフォンセット業者のパネル需給量が遅々として進まない状況で、適切な打開策を見出せなければ中国パネル業者の赤字幅はより一層大きくなるものと予想される。

1Q22OLED発光材料市場4.2億ドル、前年同期比9%上昇

UBIリサーチが毎四半期に発刊している「2Q22 OLED Emitting Material MarketTrack」によると、2022年第1四半期のOLED発光材料の売上額は4.2億ドルと集計された。

2022年第1四半期OLED発光材料市場は前四半期5.3億ドルに対比21.1%(QoQ)減少し、前年同期対比3.9億ドルと比較すると9%(YoY)上昇した。

前四半期に比べてテレビとモバイル機器用の発光材料売上高は減少したが、IT用は660万ドルを記録した。 売上高は応用製品の季節的な需要によって増減があったが、発光材料の売上高を応用製品別に分析してみるとテレビ用の材料が次第に増加している。

2022年第1四半期の発光材料売上高1~3位の企業はUDC(0.86億ドル)、DuPont(0.41億ドル)、Duksan(0.37億ドル)の順だ。

Duksanは韓国企業として売上高1位の企業となった。 第1四半期の売上高は前四半期に比べて減少したが、UDCはむしろ売上高が増加し、Dopantの製造の核心材料である希土類金属の価格上昇によるものと推定される。

2022年発光材料予の想売上額は17億7百万ドルであり、2026年には24億ドルの規模に成長すると展望される。 応用製品別に見れば、今年のスマートフォン用発光材料の予想売上高は14億ドルで79%を占める。 2026年の予想売上高のうち、テレビ用発光材料は5.5億ドルであり、23%増加するとみられ、またIT用発光材料は2.1億ドルで9%になると予想される

「OLED Emitting Material Market Track」は毎四半期にOLED 発光材料の市場を調査/分析している。 発光層と共通層別の売上高を調査して発光材料の全体市場を把握し、国別・パネル業者別・応用製品別・layer別・OLED Method(RGB、WRGB、QD-OLED)別に分けて実績を分析した。 また、今後5年間、メーカー別発光材料の使用量と売上高を予測し、2026年までのOLEDマーケット情報を展望した。 UBIリサーチのMarketTrackはOLED産業をリーダーする業界従事者に必要な情報を提供する。

リソグラフィによる OLEDディスプレイパネルのパターニング

露光プロセスによる有機層へのダメージを如何に低減するか

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

分析工房のホームページ: https://www.bunsekik.com/ubi%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81/

QD-OLEDに対応するためには、今後のWRGB OLEDの変化は?

2022年、サムスンディスプレイのQD-OLEDが本格的にテレビとモニターに適用する始め、これまで大型OLED市場を主導していたLGディスプレイのWRGB OLEDに対する技術的変化が感知されている。

LGディスプレイのWRGB OLEDは2021年末までに坡州でblue 2階とred+yellow green 1階でなっているWBC構造が、広州ではblue2階とred+green+yellow green1階でなっているWBE構造が生産された。 WBE構造のblueには重水素置換技術が適用された。

2022年からLGディスプレイはPajuラインでWBC構造のパネル生産を中断し、広州で生産されているWBE構造のgreenに重水素置換技術を適用した”OLED.EX”パネルを生産している。

<2022 OLED Korea ConferenceでLGディスプレイが発表したOLED.EXの写真>

SID 2022でLGディスプレイはmicro lens array技術が適用された大型OLEDパネルを展示した。 Micro lens array技術はサムスン電子の「Galaxy S Ultra」シリーズに適用され注目された技術で、大型OLEDでは初めて適用される技術だ。

LGディスプレイはmicro lens array技術を適用し、従来より20%の輝度向上を期待していると知られた。 Micro lens array技術が適用されるパネルは今年下半期から坡州で生産が予想される。

最後に、最近LGディスプレイはWRGB OLEDにyellow greenをなくした構造を開発中だと知られた。 Yellow greenをなくすことで、材料費と工程費を節約でき、一部色再現率の向上も期待される。

QD-OLEDに対抗するためのLGディスプレイのWRGB OLEDがどのように進化するか、成り行きが注目される。

<LGディスプレイがSID 2022で展示したmicro lens array技術が適用されたOLEDパネル>

SID2022 でのトピックス、コンタクトレンズに組み込むディスプレイ

Mojo Lens の現状と目指す世界

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

分析工房のホームページ: https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ/

SID Display Week 2022

[SID2022] PlayNitride Booth

[SID2022] NANOSYS Booth in Display Week

[SID2022] Corning Booth in Display Week

[SID2022] Samsung Display Tour 2 Display Week

[SID2022] Display Week Booth Tour

[SID 2022] E Ink Gallery™3 Display Week 2022

Rollable 8” Display
300 ppi color and black and white

[SID 2022] AUO 14 6” Rollable Micro LED Display Display Week 2022

Resolution (pixel) : QHD (2560 x RGB x 1440)
Pixel Density : 202PPI
Brightness :1,000 cm/m²
Contrast Ratio : 1,000,000 : 1
Color Gamut : 100% NTSC
Pixel Configuration : Color Conversion
Viewing Angle : 179° / 179° / 179° / 179°
LED Size : 30um

 

[SID 2022] TCL CSOT 14” Riseable Inkjet Printing OLED Display Week 2022

Resolution : 1920(H) * RGB * 1080 (V)
Frame Rate : 60Hz
Active Area(mm) : 309.12(H) X 173.88(V)
Color Gamut : DCI-P3 → 99%
Color Temperature : 6500K
Brightness : 200nits
Contrast Ratio : 1,000,000 : 1
Crimp Radius : R20mm
Crimp Life : 100,000 times

[SID 2022] BOE 8” Slidable OLED Display Week 2022

Resolution 2592 x 2176
Sliding Reel Radius 4.5mm
Machine Thickness 12.4mm
Sliding Distance 34mm

[SID 2022] Samsung Display Booth Display Week 2022

[UBIリサーチの中国動向レポート]BOE、Oppoに透明PI基板が適用されたUPCパネルを提供するか

中国最大のディスプレイ業者であるBOEが透明PI基板を適用したUPC(Under panel camera)パネルを生産する。

UPCは前面カメラを画面の下に位置させ、スマートフォンのフルスクリーンを具現する技術だ。 現在商用化されているUPC技術はカソード電極をパターニングし、カメラ付近の解像度を変更する方式が代表的だったが、今回BOEがOppoに供給するUPCパネルには追加的に透明PI基板が適用されると見られる。

既存の透明PI基板はLTPS TFTの高い工程温度で量産に困難があったが、最近BOEが生産した透明PI基板が適用されたパネルはテスト結果、LTPS TFT工程温度でも大部分の条件が満足できる水準に達したことが把握された。

BOEで開発された透明PI基板が適用されたUPC OLEDパネルは、間もなくOppoが発売する製品に搭載されるものと予想される。

2022年OLED発光材料市場19億ドル規模の予測

OLED市場調査の専門会社であるUBIリサーチ(https://ubiresearch.com/ja/)は最近「2022 OLED発光材料レポート」を発刊した。

2022年OLED用の発光材料市場は19億ドルに2021年発光材料市場である17.8億ドルより6.6%成長するものと展望した。国家別では韓国パネルメーカーの材料購買比率が全体市場の70%を占めて、中国は30%を占めると予想され、会社別ではサムスンディスプレイが全体のうち42.9%の比率で1位を占めて、LGディスプレイが27.4%で2位、BOEが14.4%と3位を獲得すると予想される。

蒸着方式別で見ると、小型OLEDに使用されるRGB OLED用の発光材料が市場全体の79.6%の割合を占めてLGディスプレイのWRGB OLED用の発光材料は17.4%の割合を占めるものと予想される。サムスンディスプレイのQD-OLED用の発光材料は全体材料市場で3%の割合を占めるものと分析される。

一方、今回発刊した「2022 OLED発光材料レポート」にはOLED発光材料市場の展望(~2026年)だけではなく、発光材料メーカー別の業績分析(2019~2021)とパネル構造別ソプルラインチェーン、発光材料別の市場占有率の分析などが収録されており、発光材料関連企業の関連技術を理解し、今後技術の方向と市場を展望するのに役立つものと予想される。

次世代 OLED 蒸着技術 : 面蒸発源

ドナーシート型の面蒸発源の特長と、この利点をSMSに応用する考察。

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

分析工房のホームページ: https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ/

iPhone14のディスプレイの仕様とパネル供給業者は?

<Apple iPhone14シリーズ仕様>

Appleの2022年新規ラインナップであるiPhone 14シリーズにサムスンディスプレイとLGディスプレイ、BOEがパネル供給を進めると見られる。サムスンディスプレイはiPhone 13シリーズと同様に全てのモデルに、LGディスプレイは6.12インチのLTPSモデルと6.69インチのLTPOモデル、BOEは6.12インチのLTPSモデルのみパネルを供給すると予想される。

既存の5.4インチminiモデルがiPhone 14シリーズからはなくなり、6.69インチMaxモデルが追加された。 iPhone 14 Maxの大きさと解像度はiPhone 14 Pro Maxと同じで、LTPO TFTではなくLTPS TFTが適用される。

デザイン部分では、iPhone 14 Proと14 Pro Maxには既存のnotchではなくpunch holeデザインが適用される予定だ。 Appleのpunch holeデザインは各種センサーとカメラによってdouble punch holeデザインとして適用されると予想される。

一方、2022年Appleに供給される全体OLEDパネル物量は約2億1500万台と予想され、サムスンディスプレイが1億3500万台、LGディスプレイが5500万台、BOEが2500万台を供給すと展望される。 ただし、市場状況とAppleのポリシーで出荷量は有機的に調節されると予想される。

2022 OLED KOREA Conference Day2 (Session highlights)

2022 OLED KOREA Conference Day1 (Session highlights)

2021 年の有機ELディスプレイの世界市場の実績と今後の予測

アプリケーション別のOLEDディスプレイの市場動向を解説します。

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

分析工房のホームページ: https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ/

サムスンディスプレイの次世代 テレビ向けのディスプレイ技術戦略

テレビ向けのW-OLED、QD-OLED、QNED、マイクロLED技術の動向を解説します。

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

分析工房のホームページ: https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ/

VR 用 ディスプレイの動向

トピックスとしてVR 用 ディスプレイを取り上げます。VRの状況と、Micro OLEDを用いたディスプレイの内容について解説します。

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

「2022年 マイクロディスプレイ技術レポート」の紹介ページ: https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ/2022年-マイクロディスプレイ技術レポート-を発刊/

CES2022 トピックス : AR 用 ディスプレイ技術の進化

CES2022 のトピックスとしてAR Glassを取り上げます。

AR Glassの状況と、Micro LEDを用いたAR Glassの内容について解説します。

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 ) 「

2022年 マイクロディスプレイ技術レポート」の紹介ページ: https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ/2022年-マイクロディスプレイ技術レポート-を発刊/

IDW でのトピックス:Meta-surface 技術のOLEDディスプレイへの応用

次世代 ディスプレイのマイクロOLEDの高輝度化に向けた、Meta-surface 技術について解説します。

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

「2022年 マイクロディスプレイ技術レポート」の紹介ページ: https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ/2022年-マイクロディスプレイ技術レポート-を発刊/

[CES2022] Samsung Press Conference

[CES2022] Sony Press Conference at CES 2022

次世代 ディスプレイのマイクロLEDの量産化に向けた動き

次世代 ディスプレイのマイクロLEDの量産化に向けた動きについて解説します。

解説 :占部哲夫( UBI Research )

聞き手:服部 寿( 分析工房 )

「2022年 マイクロディスプレイ技術レポート」の紹介ページ: https://www.bunsekik.com/ubiリサーチ/2022年-マイクロディスプレイ技術レポート-を発刊/