今年第2四半期の部品素材35.5億ドル、前四半期比7.9%下落

UBIリサーチが四半期別発刊する「3Q22 OLED Components & Material Market Track」によると、2022年第2四半期の主要部品素材市場は35.5億ドルと集計された。これは前四半期対比7.9%下落し、前年同期対比8.9%上昇した。前四半期対比第2四半期部品素材の市場が縮小した主な理由としては、サムスンディスプレイとBOE、LGディスプレイのFlexible OLEDパネル出荷量が減少したためだ。

2022年第2四半期のサムスンディスプレイとBOE、LGディスプレイのFlexible OLED出荷量はそれぞれ4350万台と1410万台、570万台と分析された。これは前四半期対比それぞれ17.3%と29.9%、40.6%下落した数値だ。 DriverIC & COFは2022年第2四半期に17.7億ドルの市場を、工程用フィルムは6,320万ドルの市場をOCAは5,240万ドルの市場を形成したと分析された。

2022年第2四半期OLED部品素材市場

2022年第2四半期OLED部品素材市場

OLEDの主要部品素材市場を国家別(韓国、中国)に区分し、今後2026年までの予想市場を100%基準の累積グラフで示した。

OLED部品の主要市場

OLED部品の主要市場

中国パネルメーカー各社らの部品素材の購買額は2022年61.1億ドルで年平均2.5%増加して2026年には67.6億ドルに達すると見込まれ、韓国パネルメーカーらは2022年90.9億ドルで年平均2.1%の成長率で2026年には98.8億ドル規模で素材を購買するものと予想される。

部品素材の購買額基準で今後5年間、パネルメーカー別シェアは、サムスンディスプレイが40%を占めるものと予想され、LGディスプレイとBOEがそれぞれ20%と17%のシェアを占めるだろうと予測した。中国パネルメーカーの中ではBOEとVisionox、TCL CSOT、Tianmaの順で材料購買額が高くなると見込まれる。

“3Q22 OLED Components & Material Market Track”はOLEDの主要部品素材会社20ヵ所を選定し、市場調査した。Substrate、TFT、Encapsulation、Touch sensor、Polarizer、Adhesive、Cover window、Module 8つに区分して四半期別の市場を調査し、会社別、Application別(TV、Mobile)でmarket shareを分析した。また今後2026年までの部品素材星の供給量と市場を予測した。マーケットトラック期の報告書はOLED産業をリーダーする業界関係者に必要な情報を提供してあげている。

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