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オ-レッドテレビ、SUHDテレビの価格を猛追撃

オーレッド・テレビの価格が持続的に下落しながらSUHDテレビの価格を猛追撃している。

アマゾン(www.amazon.com)でエルジ-電子の2016年3月のモデルである65インチの4KUHD

オレッド・テレビ(OLED65B6)の価格が16年12月を規準にUSD3、147ドルで16年7月の価格で

あるUSD4,747ドルに比べ、USD1,600ドルが下落したこととして現われている。

55インチ4K UHDオーレッド・テレビ(OLED55B6)の価格はUSD2,097ドルで16年7月の価格であるUSD2,897ドルに比べ、USD800ドルが下落した。

類似したプレミアム製品群であるサムスン電子のSUHDテレビの価格は65インチ(UN65KS8000)がUSD1,648ドルで、同じサイズのエルジ-電子のUHDオーレッドテレビに比べてUSD1,499ドルの差があることになっている。

特に55インチ(UN55KS8000)はUSD1,131ドルで、同じサイズのエルジー電子のUHDテレビに比べてUSD966ドルの差があり、USD1,000ドル未満へその差が狭まったことがわかる。

2016年の65インチモデルを基準にUHDオーレッドテレビとSUHDテレビの価格の差を比べてみると、2016年7月基準にUSD2,500ドルの価格の差が生じたが、2016年12月の基準では約USD1,500ドルの価格差で55インチだけではなく65インチにおいてもオーレッドテレビの価格がSUHDテレビとの価格差を猛スピードで狭めていることが明らかになった。

<エルジ-電子とサムスン電子の65インチ、55インチテレビの価格の比較、出処:UBIリサーチ>

一方、 LGディスプレイは2016年度に投資された E4 phase2 26K Gen8 OLEDの量産ラインを今年の2四半期から本格的に稼動することと展望され、オーレッドテレビの価格は更にもっと下落できることと予想される。

また、CES2017でオーレッドテレビの陣営へ参与した業界の数が6業界から11業界へ著しく増加し、特にSonyの ような大手製造社と多様なヨーロッパの業界が合流して、オーレッドテレビの市場が活性化している趨勢で、オーレッドテレビの価格の下落はプレミアムテレビの市場にて LCDテレビとの競争において有利な高地を占めることと展望される。

BOEとCSOT、OLED TV用のpanelで中国初のタイトル獲得

16日に開催された「第18回中国ハイテクフェア」でBOEは55″UHD OLED Moduleが適用されたSkyworthの55″ UHD OLED TVを展示し、大きな話題を集めた。

CSOTも従来は31inch FHD OLED panelを展示したが、今回は31inch curved FHD OLED panelを公開した。

Curved OLED panel3枚をつけて、約80inchを具現し、解像度は5760*1080、輝度は150nitsである。

両社はLG Displayで量産しているWRGB+CF構造を適用して製造した。

今回の展示を通じて、BOEとCSOTがそれぞれ55inch UHD OLEDと31inch curved OLEDで中国メーカー初のタイトルを持つようになり、今後、WRGB OLED panel市場の成長に新たな原動力になれると期待される。

BOEは、HefeiのGen8パイロットラインで、CSOTは中国ShenzhenのGen4.5 R&Dラインで、OLED TV用のpanelを製造しており、両社は、大面積OLED量産ラインへの投資を積極的に検討している。

現在、大面積OLED panel市場は、LG Displayが唯一に量産ラインを保有しており、単独でOLED panel市場を導いている。今後、BOEとCSOTが大面積OLED panel市場に加勢すると予想され、大面積OLED panel市場での競争を通じた市場の拡大が行われると期待される。