[Press Release] Opening Ceremony of new Novaled Headquarters(Dresden, Germany, June 2019)

Investment of 30 million Euros in Novaled Headquarters with state-of-the-art R & D center for OLED cutting-edge technology in Dresden, Germany

After 2 years of construction Novaled GmbH opened its new headquarters in Dresden on June, 12th together with long-standing business partners and supporters. Besides representatives of Samsung SDI, the Prime Minister of Saxony, Michael Kretschmer, and the First Mayor of the city of Dresden, Dirk Hilbert, participated in the event.

Core of the 10,200 m² premises in the northern part of the city is a 110 m long R & D center with chemistry laboratories as well as cleanrooms of class ISO5 and ISO7 equipped at highest standards. The new location is an improvement all along the line. Additional space in cleanrooms allowed for investments in cluster tools. This increased the OLED processing capacity by around 40%. The generously planned chemistry laboratories with state-of-the-art equipment and proprietary analytics are a true quantum leap in the development of new materials for high-performance OLEDs.

Novaled is currently the only supplier of organic dopants for OLED display mass production in the industry. Know-how and materials from Dresden enhance therefore most high end smartphones, TVs and smart watches, equipped with OLED displays.

“State-of-the-art cleanrooms, three times more lab space and entirely new facilities offer the best conditions for innovation,” said Novaled CEO Gerd Günther. The company started back in 2003 with five key patents concerning organic electronics. Meanwhile there are nearly 1,000 Novaled patents granted or pending. “Our technologies and materials are established as an industry standard in the OLED display field,” said Gerd Günther. “Novaleds revenues clearly show that we are growing even stronger than the market.”

In addition to the construction of a new technical center, the former mill of the army bakery was extensively renovated and Novaled employees get to work there in loft-like, bright offices. A green outdoor area offers an attractive environment for meetings and relaxation. During the opening ceremony, a birch tree was planted by Novaled CEO Gerd Günther, Samsung SDI Executive Vice President Dr. Hyuk Chang , the Prime Minister of Saxony, Michael Kretschmer and the First Mayor of Dresden, Dirk Hilbert and. “The birch is a known symbol for light and a new beginning, representing what we do in our new premises,” explained Gerd Günther.

About Novaled

Novaled GmbH is a leader in the research, development and commercialization of technologies and materials that enhance the performance of OLEDs (organic light-emitting diodes) and other organic electronics. Novaled offers OLED product manufacturers a unique combination of proprietary technology, materials and expertise, and is currently the only company in the OLED industry licensing and selling organic conductivity doping technology and materials for use in the commercial mass production of display products. Novaled has developed strategic partnerships with key OLED innovators and producers throughout the world and, with a broad portfolio of more than 980 patents granted or pending, has a strong IP position in OLED technologies, structures and materials. Novaled is headquartered in Dresden with some 135 staff and offices in Asia. Since end of 2013 Novaled belongs to Samsung. www.novaled.com

 

About OLEDs

OLEDs (organic light-emitting diodes) are solid-state devices composed of multiple thin layers of organic materials often only a few nanometers thick that emit diffuse light when electricity is applied to them. Because they are an area light source, OLEDs are a key part of fulfilling the dream of the rapidly growing flat panel display market: paper-thin, highly-efficient displays with brilliant colors and excellent design flexibility. OLEDs may also lead to innovative decorative lighting applications and personalized environments. www.novaled.com/oleds/

[CES ASIA 2019] CONTINENTAL, 運転席向けのフレキシブルOLEDのコックピットを公開

2019年6月11日から13日まで中国上海で開かれている『CES ASIA 2019』でCONTINENTALはフレキシブルOLEDが使用された運転席用のコックピットを公開し、大衆たちの大きな関心を引き付けた。

<CONTINENTALのフレキシブルOLEDのコックピット>

CONTINENTALのOLEDコクトットはPET素材のプラスチックカバーウィンドウが使われた。 同社の関係者はドライバーの安全を図ることができ、ガラス素材より安価なためプラスチック素材を使ったと明らかにした。

またメーカーの関係者はOLEDを適用することでカーブド形態のコッフェットを製作することができたと話した。 同関係者は”OLEDは薄くてフレキシブルディスプレーが可能なため多様なデザイン具現が可能だ。 こうしたデザインの活用度は自動車メーカー各社の競争力の向上にも影響を及ぼすだろう”と明らかにした。

CES ASIA 2019で展示されたこのコックピットは現在タッチ機能はないが、後に搭載する予定だ。

この他にCONTINENTALは3D lightfieldディスプレーとLCD素材のHUDも公開した。 CONTINENTALは,顧客会社の要請を受け、HUDにもOLEDが使えること明らかにした。

<CONTINENTALの3D lightfieldディスプレイ>

[CES ASIA 2019] フォルダーブルOLED素材で注目されたUTGとシリコンヒンジ(Silicon Hinge)

中国上海から6月11日から13日まで開催されている『CES ASIA 2019』で韓国企業のECONYはフォルダブルOLED用のUTG(ultra thin glass)を公開し、多くの注目を受けた。

現在フォルダーブルOLEDのカバーウインドウで使われている”colorless PI”は、壊れないメリットがあるが折りたたみの跡が生じかねないため、これに 代われるUTGが関心を受けている。

ECONYの関係者は”ECONYは韓国で最も高い水準のスリム式角技術を有している。 ECONYのUTGは破面防止のための表面処理をしても50 um以下の厚さで製作が可能である。 曲率半径は2 mm程度であり、現在のLGディスプレーと中国のパネルメーカーへの供給を目標にしている”と明らかにした。

DOWはフォルダーブルやローラブルOLED向けのシリコン”ヒンジを広報した。 DOWの関係者は”シリコン基盤の熱硬化素材で開発されたヒンジは熱安定性が優秀で、金属素材より衝撃吸収性に優れているという長所がある”と紹介し、”三星ディスプレーとBOEに当該ソリューションを提供している”と明らかにした。

最後にDOW側では市場に発売するにはまだ早いが、早ければ1~2年以内に発売するのを期待していると言及した。

フォルダーブルOLEDの信頼性を向上させるための素材メーカー同士の競争が日増しに激しくなっている。 どの素材がフォルダーブルOLEDに適用され、市場を掌握することになるかその結果が注目されている。

[CES ASIA 2019] ディスプレイの活用が目につけているAudiのe-TronとAI:ME

2019年6月11日から13日までに中国上海で開催された『CES ASIA 2019』でAudiは第7型OLEDバーチャルエクステリアミラー(virtual exterior mirrors)が適用されたSUV車である‘e-Tron’と コンセプカの‘AI:ME’などを公開した。

まず、Audiが披露したe-Tronは一般的なサイドミラーの代わりにカメラと車両内部へ2つのOLEDを使用して大きな注目を受けた。 Audiの関係者は”OLEDは画質面で優秀で明暗碑も優れているため夜間走行にも大きく役立つ”と述べた。

Audiが披露したコンセプトカーであるAI:MEは小型車だが空間の活用を極大化し、レベル4水準の自律走行機能が適用された。 Audi側は”ディスプレーサイズが大きくして運転手が移動中にも通信やエンターテインメントなどを効果的に活用できるし、ドア側にもタッチセンサーを搭載して一部の機能を設定できるように制作した”と明らかにした。

またAudiの関係者は小型車であればあるほど大型ディスプレーを配置すれば直観性や美観が向上し、差異化ポイントになれることを強調した。 かつての数多いボタンよりタッチ機能があるディスプレーを通じて差異化ポイントになりうるという説明だ。

多数のAudi関係者たちはディスプレーが未来の自動車で核心的な役割を果たすと口を揃えた。 特に自動車内部の空間活用度がますます高まるにつれてディスプレーの活用領域が次第に広がり、その中でフレキシブルディスプレーの具現が可能なOLEDの活用度も高まる可能性があると言及した。 将来の自動車でディスプレーの大きな役割が期待される。

[プレスリリース] OLEDの生産能力が、2023年には現在の倍に拡大する。

OLED専門リサーチ会社であるUBIリサーチがOLED装置の市場を展望するレポート(2019 OLED装置レポート)を出版した。レポートによると、2019年のディスプレイメーカーの総基板面積(可動時点の基準)は、3,490万 m²であるが、2023年には6,850万 m²と見込まれ、4年後に2倍に拡大する見通しだ。

OLED基板面積の増加の最大の要因は、サムスンディスプレイとLGディスプレーが推進しているTV用OLEDライン投資である。現在、TV用OLEDの製造ラインは55インチパネルの生産に最適化されている第8世代ラインである。 しかし、プレミアムTV市場の需要は55インチから65インチへシフトしてきており、2021年頃には65インチのOLED TV市場が40%以上を占める見通しだ。このような市場の状況に対応するため、LGディスプレーは65インチパネルの生産に最も効率的な第10.5世代ラインの投資を準備している。2023年には大型OLEDラインの基板面積が全体の基板面積で42%を占めると予想される。

<世代別OLED生産能力>

第6世代ラインの基板面積は、今年13万平方メートルで、2023年には19.3百万平方メートルに拡大する見通しである。ほとんどが中国パネルメーカーの投資によるものである。中国のスマートフォン市場は世界市場の約40%を占めるため、中国のスマートフォンメーカーは膨大な国内市場を背景として世界市場シェアを急速に高めている。最近Huaweiは、旺盛な中国国内需要をもとに世界第2位の出荷量を誇るメーカーとなった。中国のパネルメーカーは、中国政府の莫大な支援の下、中国のスマートフォンメーカーを主ターゲットとして果敢に第6世代フレキシブルOLEDラインを増設している。

<国別OLED生産能力>

2019年韓国のOLED生産能力(基板面積)は、総2,787万m2で、全体の生産能力の80%を占めており、2023年には総5,482万m2に拡大する見通しである。シェアは依然として80%を維持しOLED産業をリードする。

中国のパネルメーカーはまだモバイル機器向けOLED生産ラインだけに投資しているので、生産能力シェアは20%水準にとどまる見通しだ。

韓国と中国パネルメーカーの投資によって2019年から2022年までの4年間におけるOLEDの製造装置市場(物流機器を除く)は、284億ドル規模と推定される。その中で、第6世代の機器市場は172億ドルで、全体の装置の市場の61%を占めると予想される。

<世代別の装置市場の展望(2019〜2022)>

『プレスリリース』第1四半期AMOLED実績横ばい

UBI Research(代表イ・チュンフン)が発刊した2四半期マーケットトラックによると2019年第1四半期AMOLEDの実績は2018年第1四半期に比べて誤差範囲内で小幅な減少となった。

2019年第1四半期の出荷量は1億1,000万台であり、これを2018年第1四半期と比較すると0.4%減少したことになる。

2019年第1四半期のOLED出荷実績が減少した理由は、サムスン・ディスプレイの出荷実績の減少に起因する。 サムスン・ディスプレイは2019年第1四半期に5,600億ウォンの赤字を公表した。 この中にはOLED事業の赤字も含まれている。

サムスン・ディスプレイの2019年第1四半期のAMOLED総出荷量は8,200万台で、売上は50.9億ドルであったとみられる。 2018年第1四半期の売上は56.8億ドルであったので、5.9億ドル減少したことになる。

モバイル機器用OLED市場で既に2位を確保したBOEは、2019年第1四半期には計480万台のOLED(スマートフォン用とウォッチ用)を出荷したものと見積もられる。 昨年の第1四半期には10万台レベルに過ぎなかったが、四半期別の出荷量が500万台に到達し、年間2,000万台水準へと急成長している。

BOEはHuaweiのMate 20にフレキシブルOLEDを供給しており、今年はPro 30モデルにも500万~1,000万台のフレキシブルOLEDを 供給する予定だ。スマートフォン向けフレキシブルOLED量産に成功したBOEはサムスン・ディスプレイが独占供給しているアップル向けのOLED市場に入るためon-cellタッチ装備の導入を急いでいる。 現在の状態でBOEが量産の実力を上げることになれば、2020年下半期にはアップルへのパネル供給が可能と予測される。