Cybernet、OLEDディスプレイ用ムラ補正IC開発

日本のサイバネットシステム(Cybernet system)株式会社は、OLEDディスプレイ用ムラ補正機能IPを含むディスプレイドライバ(display driver)ICを半導体製造メーカーと共同で開発したと発表した。

<OLEDとDriver ICの構造図、例、出典:cybernet.jp>

サイバネット(Cybernet)は、「今回の共同開発により、OLEDパネルメーカーたちが向上されたムラ補正機能を容易に採用することができ、またサイバネットが提供する自動ムラ補正装置FPiS™シリーズを同時に用いることで、品質向上と歩留まりの改善による安定した生産を行うことも可能となる。」としながら、これに基づいて、市場への製品投入が加速されることを期待しているとした。

 

今回開発したムラ補正機能を含むOLEDディスプレイ用ドライバICは、2017年6月から汎用

ICと特定顧客向けICとして販売を開始する予定であり、最終的な製品仕様詳細と販売先ならびに販売時期については、追って公知を通して案内する予定であることを明らかにした。

<FPiSを活用した自動ムラ補正装置システム概略図、 出典:cybernet.jp>