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対面的OLED TV、FMMでも可能になる。ダウォンシス(DAWONSYS)、 ジュール加熱下向き式蒸着技術開発。

溶液工程とSMS(Small mask scanning)方式だけでアクセスされたRGB方式の対面的OLED panel用の画素形成技術がFMMでも可能になることが期待されている。

ダウォンシス(DAWONSYS)は対面的ディスプレーパネルの量産に適用が容易、材料の使用効率を従来より2倍以上向上させたジュール加熱蒸着工程方式の下向き式蒸着技術を開発した。

ジュール加熱蒸着とは、導電性薄膜に電圧を加えたら抵抗によって短い時間内に少ないエネルギーで表面温度だけ急速に高めて導電性薄膜の上に形成されたorganic material膜を少ないエネルギーに急速に蒸発させることのできる技術である。

ダウォンシス(DAWONSYS)で開発した蒸着技術のコンセプトは次のようだ。ソース基板の上にorganic materialsの薄膜を形成してジュール加熱を使用してソース基板表面の全てのorganic materialsを下部に位置したpanelに一回で蒸着させる方式だ。

ダウォンシス(DAWONSYS)の関係者によると『従来の蒸着工程で使用するpoint sourceやLinear sourceに比べてジュール加熱蒸着工程はArea sourceを利用するため、蒸着速度が約100A/s以上で非常に速い。また、材料の使用効率が70~80%で、従来の蒸着工程比2倍以上向上され、下向き式蒸着に対面的にFMM方式が適用可能で、検証実験結果shadow effect dimensionが4μmとして高解像度の具現が可能である。したがって、JIES蒸着装備は対面的OLEDの新しいsolutionになるだろう』と述べた。

従来の対面的OLED TVはFMMの垂れる現象によってRGB方式での製造に困難を経験していた。 したがって、現在量産中のOLED TV用panelはopen maskを適用したwhite OLED + color filter方式を適用している。

また、対面的OLED TVをRGB方式で製造するため、solution processも積極的に開発中だが、soluble発光材料の効率と寿命の問題で未だ量産に適用されていない状況である。

しかし、ダウォンシス(DAWONSYS)で開発した蒸着技術を適用すれば、FMMを適用した真のRGBの構造のOLED TV用panelの製造が可能となり、従来使用されている蒸着材料をそのまま適用可能なため、効率と寿命も確保することができる。

今回ダウォンシス(DAWONSYS)の新しい蒸着技術が今後の対面的OLED panelの製造技術にいかなる影響を及ぼすかが期待とされている。