キャノン、有機EL材料ビジネスに参入
キャノンはスマートフォンやテレビなどで有機ELパネルの採用が広がっていることから、有機EL材料事業を検討する。有機ELパネルはキャノンのミラーレスカメラの電子ファインダーなどに使用されている。
具体的な生産時期は発表していない。研究開発部門と福井県にあるグループ会社、福井キャノンマテリアルが中心にとなり、生産に乗り出す見通しだ。
有機EL蒸着機で市場占有率トップ企業であるキャノントッキが子会社である。
キャノンは銅錯体化合物を用いたTADF発光材を開発している。(特許JP2011213643A)