次期フルスクリーン表示のトレンドは、アンダーディスプレイカメラ

サムスン電子のGalaxy S8とAppleのiPhone X発売以来、ホームボタンが削除されたスマートフォンはスマートフォン市場のトレンドとなった。

無限に大きくなることができないスマートフォンの特性上、限られたスマートフォンサイズの中で大きな割合を持つディスプレイのサイズはスマートフォンセットメーカーの競争力と直結されている状況である。

最近発売されたサムスン電子のGalaxy S10はHIAA(hole in active area)技術が適用されたフレキシブルOLEDを搭載して大きな関心を集めた。しかし、ノッチのデザインやHIAAデザインはまだカメラのレンズがディスプレイの一部のスペースを占めるため、動画視聴やゲームをするのに邪魔になる可能性がある。

だから多くのパネルメーカーは完全なフルスクリーン表示の実装のためのアンダーディスプレイカメラ(under display camera)技術を開発中である。

アンダーディスプレイカメラ技術はフロントカメラが画面の背後に配置されて完全なフルスクリーン表示の実装が可能である。過去MWC China2019でOppoがこの技術が適用されたスマートフォンを初公開し、BOEとVisionoxもCIOC2019発表でアンダーディスプレイカメラが次期スマートフォンのトレンドになること予想した。

アンダーディスプレイカメラ技術を実装するための画面とカメラ・モジュール、アルゴリズム技術がすべて特別に設計されると予想される。具体的には、透過率を確保するためにカメラ付近の画素を低解像度にする技術や、従来よりもより大きな画素サイズのCMOSイメージセンサー搭載、写真の品質を向上させるためのアルゴリズムの技術の適用などである。

2017年から始まったフルスクリーンのスマートフォンのトレンドが、2020年以降アンダーディスプレイカメラ技術との完全なフルスクリーンのスマートフォンで花被泣く成り行きが注目されている。