【 新刊OLEDレポート紹介】モバイル機器用AMOLED材料および部品市場レポート

 

UBI Researchが4月にモバイル機器用AMOLED材料および部品市場レポートを発行した。本レポートはモバイル機器用リジッドAMOLEDとフレキシブルAMOLEDを製造するために必要である各種材料および部品のうち、主要な16種類を項目ごとで分類し、今後の市場を見通した。

 

 

本レポートによると、モバイルAMOLEDの製造に必要なガラスは基板用と封止用、フレキシブルAMOLEDの製造に必要なPolyimide(PI)基板を支えるキャリア用に分類し、2017年の市場は9,200万米ドルに、2021年には現在より2.6倍成長した2億3,600万米ドルにまで拡大すると予想される

また、本レポートでは、AMOLEDの一番外側に張り付けるカバーウィンドウ市場についても詳細な分析を行い、今後の市場を見通した。同市場は現在リジッドAMOLED用2DカバーウィンドウとフレキシブルAMOLED用3Dカバーウィンドウ市場、今後の折り畳み式スマートフォンに必須的なプラスチックカバーウィンドウ市場で構成される。

 

このカバーウィンドウ市場規模はフレキシブルAMOLED市場と共に急成長し、2021年には119億米ドルまで拡大すると予想される。

 

Cybernet、OLEDディスプレイ用ムラ補正IC開発

日本のサイバネットシステム(Cybernet system)株式会社は、OLEDディスプレイ用ムラ補正機能IPを含むディスプレイドライバ(display driver)ICを半導体製造メーカーと共同で開発したと発表した。

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<OLEDとDriver ICの構造図、例、出典:cybernet.jp>

サイバネット(Cybernet)は、「今回の共同開発により、OLEDパネルメーカーたちが向上されたムラ補正機能を容易に採用することができ、またサイバネットが提供する自動ムラ補正装置FPiS™シリーズを同時に用いることで、品質向上と歩留まりの改善による安定した生産を行うことも可能となる。」としながら、これに基づいて、市場への製品投入が加速されることを期待しているとした。

 

今回開発したムラ補正機能を含むOLEDディスプレイ用ドライバICは、2017年6月から汎用

ICと特定顧客向けICとして販売を開始する予定であり、最終的な製品仕様詳細と販売先ならびに販売時期については、追って公知を通して案内する予定であることを明らかにした。

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<FPiSを活用した自動ムラ補正装置システム概略図、 出典:cybernet.jp>