BOE、中国合肥(Hefei)に1億4,500USD規模のOLED TVの生産ライン設立

BOEが現地時間、2017年2月6日、合肥(Hefei)の新しいOLED TVの生産ラインを設立するために、合肥(Hefei)市政府と10億CNY(約145million USD)規模の共同投資契約を締結した。契約書によると、BOEは、資金の80%を投資し、残りは合肥(Hefei)政府によって提供される予定であるし、プロジェクト会社は、 安徽省(Anhui)に位置するものと見られる。日程や生産規模の正確な内容については、まだ明らかになっていない。

 

現在、合肥(Hefei)のGen8パイロットラインで、少量のOLED TV用パネルを製造しているBOEは、今回のプロジェクトを通じて、プリンティングを含むOLED技術プラットフォームを形成して、OLED産業チェーンを構成するものと期待を集めている。

 

BOEは、SID2014で55inch FHD WRGB OLED TV prototypeを公開したことがあり、2016年11月に開催された「第18回中国ハイテクフェア」では、55inch UHD OLED Moduleが適用されたSkyworthの55inch UHD OLED TVを展示し、大きな話題を集めた。

 

今回の投資を通じて、現在LG Displayが主導している大面積OLED パネルl市場にBOEがどのような影響を与えるか、その成り行きが注目されている。

<BOEが公開した55inch AMOLED panel、SID2014>

<BOEの55inch UHD OLED Moduleと55inch UHD OLED TV、第18回中国ハイテクフェア>