Dell, OLEDゲーミングノートパソコン『Alienware M15』発売

2019年1月に開かれた『CES 2019』でDellはOLEDパネルを『XPS 15』と『Dell G7 15』、『Alienware M15』にオプションで追加する計画を発表した。

その中で『Alienware M15』が初めてOLEDパネルを搭載し、今年4月から販売を開始した。 Alienware M15に適用されたOLEDの大きさは15.6型に解像度は4K、走査速度は60Hzだ。

<DellのOLEDゲーミングノートパソコン『Alienware M15』, Source: Dell.com>

このノートパソコンに適用されたOLEDは三星ディスプレーから提供されたという。 三星ディスプレイは昨年コエックスで開かれた『IMID 2019』でノートパソコン用15.6型4K OLEDを公開している。 当時、公開されたOLEDの性能は輝度が400nitsであり、色再現率がDCI-P3基準100%だった。

また、三星ディスプレイは昨年1月ノートパソコン用OLEDを開発してプレミアムIT市場攻略に乗り出すと明らかにしており、2月から15.6型4K OLEDをノートパソコンの製造各社に供給する予定と発表した。

Dellが言及した2種のもう一つのノートパソコンにOLEDが搭載され、ノートパソコン市場にもOLEDが影響力を発揮できるかその帰趨が注目される。

LG電子、2019年型77型OLED TVの初期価格2018年型比2,000ドルの引き下げ

LG電子が2019年型OLEDテレビラインアップと価格、出身日程を公開し、77型モデルの『OLED77c9』と『OLED77w9』の初期価格をそれぞれ6,999ドルと12,999ドルで確定した。

これは 2018年型の77型OLEDテレビモデル対比2千ドル引き下げした価格として、LG電子が最近テレビ市場で呼号している大形テレビの購入トレンドを積極的に活用するという戦略と見える。

LG電子が公開した2019年型OLEDテレビラインアップは次の通りである。

LG電子は近いうちに88型OLEDテレビを出資すると予想される。LG電子のOLEDパネル供給メーカであるLGディスプレイはUBI Researchが開催された『2019 OLED Korea Conference』でプレミアムテレビ市場を主導するための戦略の一つとして88型大きさの大型OLEDテレビを言い及ぶした。

プレミアムテレビ市場でOLEDテレビがもっと低くなった初期価格と今後発売される88型モデルでより大きな影響力を発揮されるかどうか注目される。

ASUS-最初のsolution process OLED商用化モニターの『PQ22UC』販売開始

ASUSがJOLEDのsolution process OLEDが適用されたモニターである『PQ22UC』をオーストラリアと英国で販売を開始する。

<Asusの『PQ22UC』, Source: asus.com>

2018年に開かれた〝CES 2018”で公開された『PQ22UC』は、最初に商用化されたsolution process OLEDモニターという点で多くの注目を受けた。

『PQ22UC』の大きさは21.6型で、解像度は4K(204ppi)、輝度は140 nit/330 nit(一般/最大)、応答時間は0.1 ms、コントラスト比は1,000,000:1だ。

また、折り畳み式スタンドと折りたたみ式保護ケースが提供され、1kg未満の重さによって簡単に携帯が可能であるという長所がある。 このようなメリットにより外部で写真作業や映像撮影など専門的な作業を主に手がけるユーザーにも役立つものと見られる。

現在英国とオーストラリアのセレクトショップ(select shop)での価格は税込みそれぞれ£4,699と€5,160水準だ。 モバイル機器やテレビでシェアを拡大しているOLEDがモニター市場でもシェアを拡大していけるかどうかが注目される。

ギャラクシーFのフォルダブルOLED材料費はいくらなのか?

今年から市販される予定のフォルダブルフォンギャラクシーFの出庫価格がいくらになるかは、世界中の人々のきになる事である。ギャラクシーFが使用するのin-folding方式のフォルダブルOLEDを量産することができる会社は、今では、サムスンディスプレイしかいない。

ギャラクシーFはOLEDサイズが7.29インチであるため、スマートフォンやタブレットPCの市場を同時に攻略することができるデジタルコンバージェンス製品である。初期市販価格は2,000ドル前後となり、今年の予想販売台数は100万台程度である。

OLED業界の関心は、ギャラクシーFのフォルダブルOLEDパネル(モジュールを含む)の価格がどのようかである。

UBIリサーチが発行した材料費の分析報告書によると、サムスンディスプレイのフォルダブルOLED材料費はギャラクシーS10 5.8インチに比べて2.04倍高いことが 明らかになった。 ディスプレイ面積が増えただけ減った収率が反映されたためである。

ギャラクシーFとギャラクシーS10、iPhone XSのフレキシブルOLED材料費の分析結果、iPhone XSのモジュールのコストが95.2%で、最も高くギャラクシーS10が92.2%、ギャラクシーFが89.3%となった。

OLED最大ビジネスコンファレンスOLED KOREA 2019開催

OLED市場調査専門機関である劉備リサーチが開催するOLED KOREA2019が江南ノボテルアンバーマスターで3月6日と7日の両日、開催される。 今年で5回目を迎えるOLED KOREAはOLED産業の主役企業の役員で演士が構成されている。

この会議では、OLEDパネル産業をリーディングしているサムスンディスプレイとLGディスプレイを中心に、インクジェット技術でOLEDパネル市場を開拓しているJOLEDとTCLの開発中核者がOLEDパネルの未来がどうなるかを見せてくれる予定だ。

OLED産業が成長するためにパネルメーカーだけでなく、各種部品の素材と装備も技術が上がって行かなければならない。 OLED KOREA 2019でOLED産業の中核サプライチェーンの部品素材と機器企業の役員が技術開発の現状について発表が行われる予定だ。

本コンファレンスは、特にQD専門業者であるナノシースの発表があり、サムスンディスプレイが次世代の事業に発掘しているQD-OLED事業の成長性を予見することができる重要な場になるだろう。 OLED KOREA2018で演士を含めて200人が参加した。

[プログラム]

Can the OLED market continue to grow?

   OLED Industry and Market Forecast in 2019

Dr. Choong Hoon YI, UBI Research

How will Korean panel companies attract the OLED industry?

   Future Key Technology of OLED

Hyein Jeong, Samsung Display

   How to create new value in display industry, LCD or OLED?

KY(Stephen) Ko, LG Display

Soluble OLED technology for making large-sized TV market

   The Latest Breakthrough of Printing Technology for Next Generation Premium TV Application

Dr. Jueng-Gil (James) Lee, TCL

   Strategic Market Creation of Printed OLED Display

Dr. Toshiaki Arai, JOLED

   OLEDs state-of-the-art materials: Merck development and latest status

Dr. Remi Anemian, Merck

   Latest Development of Soluble OLED Materials and Application to Mid-to-Large Panel Fabrication

Takeshi Yamada, Sumitomo Chemical

   Inkjet Printing for Flexible and Large-size OLEDs Manufacturing

Kyung-Bin Bae, Kateeva

Next generation OLED application

   OLED Micro-displays for VR/AR Applications

Dr. Amal Ghosh, eMagin

   Airborne System & Cabin Integration enhance flight experiences and operations

Dr. Julian Chang, Boeing

Development status of fluorescence and phosphorescent materials

   Future Directions for Phosphorescent OLED Displays

Dr. Mike Hack, UDC

   Development history and recent development progress of Blue OLEDs in Idemitsu Kosan

Jisung So, Idemitus Kosan

What level of next generation emitting materials has been developed?

   TADF – Recent progress in developing highly efficient blue emitter materials

Dr. Andreas Haldi, Cynora

   Hyperfluorescence™, a Game Changing Technology of OLED Display

Junji Adachi, Kyulux

Film materials essential for OLED module manufacturing

   Colorless Polyimides (CPI®) for Flexible Electronics

Dr. Chung-Seock Kang, Kolon

   Optically Clear Adhesives for Future OLED Displays

Sun-Yong Park, 3M

New technology to prepare OLED future

   Quantum Dots: Technology Platform for Future Displays

Dr. Nahyoung Kim, Nanosys

   OLED Technologies for AR/VR

 Dr. Hyunkoo Lee, ETRI

   TBD

Dr. Robert Jan Visser, AMAT

   Material Advances for Transparent OLEDs

Dr. Michael Helander, OTI

サムスンディスプレイ、プレミアムノートPC市場出馬表

UBIリサーチ(代表取締役イチュンフン)で2019年OLED年次報告書を発刊した。

本報告書によると、2019年OLED市場は322億ドルの売上高と13.8%の市場成長を見込んでいる。市場の成長の理由は、2019年には、多彩な応用製品が発売されるからである。 フォルダブルOLEDは、スマートフォンやタブレットPCを融合するコンバージェンス製品としてフレキシブルOLED市場の成長を加速させるものであり、2019年後半から発売される8K OLEDとローラブルOLEDは、プレミアムOLED TV市場をさらに強固に支持するものである。 また、中国のパネル企業の歩留まり向上によるフレキシブルOLED出荷量の増加が、中国OLED市場の成長を裏付けるしてくれるだろう。

2018年第4四半期AMOLEDの売上高は79億ドルで、第3四半期82億ドルに比べると3.7%減少し、2017年第4四半期88億ドルと比較すると10.4%減った。サムスンディスプレイの売上高の変動に応じて四半期OLED市場の流動幅が非常に大きい一年であった。

2018年の売上高の金額は、283億ドルであり、2017年に264億ドルに比べ7.1%増加した。2017年58.7%の成長に比べると、成長速度が急に減速した。成長鈍化の主な要因は、これまでOLED市場を牽引していたOLEDスマートフォン市場の低迷によるものである。2017年に242億ドル規模だったスマートフォン用OLED市場が2018年には245億ドルの形成にとどまった。

スマートフォン用flexible OLEDパネルの製造コストが高くミドルエンドスマートフォンにフレキシブルOLEDが採用されていない。 その結果、第6世代flexible OLED投資速度に比べて需要が不足して供給過剰が続く見通しだ。2018年第4四半期には31%の供給過剰が発生し、2019年第1四半期には、季節的な需要の減少が重なり、供給過剰が39%まで上昇する見込みである。

サムスンディスプレイ、プレミアムノートPC市場出馬表

サムスンディスプレイが世界初UHDの解像度のノートPC用OLEDディスプレイを開発、プレミアムIT市場攻略に積極的に乗り出す。

サムスンディスプレイは23日、15.6型サイズのUHD(3840 x2160)OLEDを開発し、2月から量産に入り、グローバルノートPCメーカーに供給する予定だと明らかにした。この製品は、超高解像度技術を基にゲーム、グラフィックデザイン、動画鑑賞などに特化しプレミアム画質を実現します。

サムスンディスプレイが開発したOLEDパネルはコントラスト比、色精度、HDR、広色域、屋外視認性などのプレミアムノートパソコンに不可欠な機能を備えている。

この製品の明るさは最低0.0005ニット(nit)と最高600ニット(nit)で120万台1のコントラスト比を備えた。LCDと比べてブラックは200倍暗く、白は2倍以上明るく表現することができる。これは、高精細の動画や画像鑑賞に不可欠なHDRを極大化する。

また、OLEDが保有した3400万個の色(LCDに比べ2倍以上多い)に基づいて、動画再生の最適色基準である「DCI-P3」を100%満たしてして、実際のに最も近い色を実現している。特に眼球に有害と知られているブルーライトをLCDに比べ格段に減らして利用時間が長いノートPCユーザーの目の保護にも貢献する。

ノートPCは、PCとは異なり、利用環境が頻繁に変わって周囲の明るさの変化が頻繁である。サムスンディスプレイの15.6型OLEDパネルは、LCDに比べ1.7倍の高カラーボリュームで屋外でも画質の劣化を低減視認性を大幅に高めた。また、LCDに比べ薄くて軽い構造的特性と低消費電力の強みは、ノートパソコン、携帯の利便性を最大限にした。

ユンジェナムサムスンディスプレイマーケティングチーム長は「サムスンディスプレイの15.6型OLEDは、圧倒的なHDRと優れた色再現力、高い屋外視認性などのポータブルIT機器に最適化されたディスプレイ・ソリューションを提供する」とし「既存のノートPC市場が本体機能に焦点を当てた場合、今後消費者はOLEDノートパソコンを介した次元の高い視覚体験まで享受することができるだろう」と強調した。

一方、サムスンディスプレイの15.6型OLEDは、米国のビデオエレクトロニクス協会(VESA)が認めTrue Blackを実現した。VESAは、最近の新規標準である「DisplayHDR TrueBlack」を発表し、これは、既存のHDR標準比100倍深い黒レベルを表現することで、サムスンがこの標準を通過したと発表した。「DisplayHDR TrueBlack」は、実際の人が目で見ること近い暗所はさらに暗く、明るいところでは、より明るく実装一段階高いHDRを提供するという意味だ。

JOLED、インクジェットOLED技術を多く紹介

FINETECH JAPANでJOLEDが初めてブースを出展した。PanasonicのインクジェットOLED技術を伝授され、OLEDパネル事業を展開しているJOLEDは、今年の初めから医療用モニターを販売している。来年にはAsusでJOLEDが製造したインクジェットOLED TVも販売する予定である。

展示品は医療用OLEDモニターとゲーム用OLEDモニターを含め、車載用OLEDとOLED TVの3種類となった。

 

JOLEDのインクジェットOLEDの最高輝度は共通して350 nitで、Full whiteは140 nitであるが、モニター用としては十分な輝度を確保していると考えられる。JOLEDは来年に量産ラインを構築し、20型台モニター用とTV用OLEDの生産を本格的に開始する予定で、2020年以降には車載用OLED事業を計画している。

JOLEDはインクジェット技術で製造したOLEDパネルを生産している唯一の企業である。この技術を日本と中国、台湾のパネルメーカーに提供し、ライセンス事業も同時に推進している。

【第28回 FINETECH JAPAN】Sharp、IGZOとOLEDを結合した未来戦略を発表

2018年12月5日から幕張メッセで開催された第28回FINETECH JAPANで、SharpのAtsushi Ban副社長は、キーノートセッションでIGZOとOLEDを結合した未来戦略を発表した。

 

 

Ban副社長は「全体ディスプレイ市場で、OLEDが占める割合はこれからさらに高くなる見込みで、OLEDならではの新しい価値はフレキシブル他ならない」と強調した。

 

続いて「SharpもOLEDならではの軽くて薄くてフレキシブルという特性を活かした様々な応用製品を計画している」と明かし、「2018年第3四半期から多気工場では第4.5世代のバックプレーンを生産開始し、堺工場では15Kの第4.5世代OLED用ガラス基板の投入とモジュール工程を進めている」と発表した。

 

 

また、Ban副社長はフレキシブルOLEDによる産業拡大の可能性を挙げ、SharpはIGZOを結合したFoldable OLEDの開発を次の目標にしていると明かした。特にIGZOは低消費電力と中大型での高画質提供が可能という利点があり、このようなIGZOが中大型Foldable OLEDやRollable OLEDと結合すると、新しい価値が創出できるようになると期待した。

 

最後に、SharpのIGZO開発ロードマップを紹介し、駆動能力をさらに向上したIGZOを開発すると表明し、発表を終えた。

OLEDWorks、フレキシブルOLED照明「LumiCurve Wave」を発売

OLEDWorksは最近、フレキシブルOLED照明を用いたLumiCurve製品群のプラットフォーム「Wave」の発売を発表した。

 

<OLEDWorksのWave照明、参考:oledworks.com>

Waveの基板にはCorning社の「Willow glass」が採用された。OLEDWorksの説明によると、Willow glassは厚さ0.1 mmの薄板ガラスで、固有の密閉・遮断特性があり、耐久性と寿命を低下させずに優れた光品質と色再現率を提供することができる。

Wave FL300C製品は、Warm whiteとNeutral whiteの2種類で発売された。Warm white製品の最大光速は300 lm、100 lmを基準とした効率は62 lm/W、色温度は3000 K、CRIは90となり、Neutral white製品の場合、最大照度は250 lm、100 lmを基準とした効率は47 lm/W、色温度は4000 K、CRIは90となる。寿命は両製品ともに50,000時間で、最小曲率半径は10 cmである。

現在、ディスプレイとしてモバイル機器とTVに積極的に採用されているOLEDは、面発光という固有の特徴から、照明市場で室内照明のみならず、車載用照明や展示用照明など、様々な分野に採用範囲を広げている。

新製品を発売しているOLEDWorksの他にも、照明用OLEDパネルの大規模な量産ができるLG DisplayもCES 2019で、多彩なOLED照明を披露することが予想されるなど、OLED照明市場が本格的に拡大していくかに注目が集まる。